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■ (日記)自己嫌悪
毎日書いている日記を読み直して見て、私は一体何を書きたいのだろう・・・、と思う事がある。 こんな筈だったの? このままでいいの? と自問自答する。 私は本当に書きたい事ばかりを書いているわけじゃない。 本当に書きたい事はもっとどこか別の所に有るようにも思う。 でも、それを書く勇気が今の私にはまだ無い。
かと言って、無理をして、虚像を書いている訳ではない。 本当は死にたくなるくらいに惨めな時も(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!! と笑い飛ばし、自分の至らなさや情けなさを、喜劇にしている自分も、又、本当の自分なのだ。 皆が楽んで読んでくれた事を知ると、自分も嬉しいし、楽しいのだから・・・・・・。 本来楽しい事が大好きで、重苦しい雰囲気や揉め事は大嫌いな私。 持って生まれたサービス精神や優しさも、自分の中には確かに存在していると思う。
でも私は、常に明るく前向きな姿勢で、人を癒して行けるほど、まだまだ人間が出来てはいない。 自己嫌悪、不安、叫び、焦燥感、飢餓感、辛さ・・・。自分の中のドロドロした部分。それ等を吐き出して、見知らぬ誰かに聞いて欲しくて本来は日記を書き始めたような気もする。 でも、徐々にアクセス数が増え、人気も出始め、ネット友達が増えるにしたがって、本当の自分が書き辛くなって来た事は確かである。
八方美人な私は、自分の好きな人に嫌われる事や、人を憂鬱にさせる事を激しく恐れる。 それは、世間離れした風変わりな大人達だけに育てられ、転校ばかりを繰り返していた私の、幼少時代の淋しさに根付いているのだと思う。
勉強は出来なかったくせに、口にする言葉は、子供離れして生意気だった。 人の注目を集める為には、人の知らなそうな出来事を得意げに話したり、面白い事を言って笑わせたり、人のしそうにない事を上手くなって自慢するしかなかった。 嫌われたくない、馬鹿にされたくない。そんなプライドばかりが強いくせに、不得手な事は意地でも出来るようになってやろう・・・、等と言う根性も無かったし、努力もしなかった。
その内、自分は本当に何をやってもダメな人間だと思うようになる。 全てが中途半端で、長続きしない・・・・・・。 努力をする前に、心の方がしんどくなってしまうのだ。 ダメならとことんダメになってやろう・・・・・・。もうどうなってもいいや・・・・・・。 そんな投げてしまう勇気すらも私には無いのだ。 ダメになり切る勇気も持っていない・・・・・・。 ダメな中で、中途半端な真面目さ、中途半端な優しさ、中途半端な可笑しさを、常に捨て切れないで来た。
それが私の書くものに繁栄されているのだろう・・・・・・。 それが私の不器用な生き様に繁栄されているのだろう・・・・・・。 私自身、どんな自分が本物で、どんな自分が虚像なのか解らなくなる時がある。 私は何を求めていて、どうなりたいのか・・・・・・。 私は色々な自分を書いてる事で、今頃になって必死に自分探しをしているのかも知れない。
『ねぇ神様? 私は何の為に生まれ来て、これからどんな生き方をすればいいの?』そう泣きじゃくりたい時がある。
きっと神様は苦笑しながら言うだろう・・・・・・。
「さぁて・・・? 自分でよ〜く考える事じゃの。私はもう、お手上げじゃよ・・・・・・」
2003年08月17日(日)
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