|
|
■■■
■■
■ (お仕事日記)仕事見学
昨日、美ヶ原の新しい(築5〜6年?)マンモスホテル【S】に新しい仕事の見学に行ってきた。 若い所長さんと、2日目の新人さん(小父さん)一人と連れ立って裏口から入って行く。
【S】に行ったのは実に数年ぶりである。 過去2度ほど行った事が有るのだが、一度目はオープニング時のディナーショー(確か小柳ルミ子だったかな?) 2度目は食事だけ。 したがって、未だ泊まった事はないので、お風呂は入った事も覗いた事もない。
大浴場の湯上り処(畳が敷いてあり、テーブルと座布団が並び、チョットした宴会場のよう)の隅に4台のマッサージチェアー&足専用のマッサージ器具が置かれており、その2種をワンセットで、温泉上がりのお客様達に一人約15分間の無料体験をしてもらうのだ。その間だけが勝負の世界らしい。
先ずは所長に「お客さんが来ない内に座って体験してみたら?」と言われ、待ってました〜♪とばかりにマッサージチェアーに・・・・・・。 そして足にはブーツのようなマッサージ器具が・・・・・・。 その両方に電源が入ると・・・・・・。 「あぃ痛たたた! ウッツッツッツッ!! ウオ〜〜〜〜〜ッ!! ワァオ〜〜ツ!! クゥ〜〜ッッ!! 効くぅ〜!」 と、ヨダレが出んばかりの心地良さ。(騒がしい) 旅館勤めで凝り固まった腰と足が、痛気持ち良いのなんのって・・・。 思わず居眠りこきたくなるほどの快感でした。
昨日は大型バス4〜5台で、どこやらの婦人会の大団体が来ており、その他の会社団体、個人客も含め、平日だと言うのに物凄い人の数。 マッサージ体験も行列ができる有様で、試してもらうだけで精一杯らしく、契約どころの騒ぎでは無さそうだった。 (あまり混雑している時は、かえって売れないらしい)
3時のチェックインから、夕食までの間に温泉に入りに来たお客様達をターゲットに試してもらう様子を見に行ったのだけれど、後から後から人人人・・・・・・。 私が居る間だけでもざっと200〜300人のお客様が大浴場を利用しただろうか。
私はお客様の浴衣にまず驚いた。 ホテル特有の白地に紺では無いのだ。 まるで何処かの呉服屋さんの盆踊り大会に着る衣装のような、華やかで可愛らしい浴衣なのだ。(^^; どうもお客様の年齢によって色分けされているのかどうかは解らぬが、若い女性はピンク地の所々に格子柄。そして赤い椿(?)のような花をあしらった浴衣。 年配女性は、モスグリーン地にグレーの格子。そして茶色の椿と、中々渋めである。(爆)
「お風呂見てきたら?」と所長に言われ、ワクワクしながら入って行った。 しかし、大浴場を覗きに行ってマタマタ驚いた。 まず脱衣場に行くまで畳敷きの長〜い廊下を通り抜けて行くのだ。
脱衣場に行くまでに一人一人ゆったりと化粧直しが出来るような、化粧台(パウダールーム)がずらりと並んでいる。そして巨大な脱衣場。
遠目からしか見てないが、物凄く綺麗で広々としていて、どうやら4〜5種類のお風呂から成り立っているらしい。
先ず目に飛び込んできたのは、檜の大きなたらいのようなジャグジー。 (此処でさえ10〜20人は入れそう) 次は岩場のような広々とした大きな露天風呂。 その向こうに大浴場が見える。
「いいなぁ〜 いいなぁ〜 入りたいなぁ〜」 私は指をくわえて湯上り処に帰ってきた。
来る人たちの履物を揃えたりしながら、一言二言世間話。 お風呂の評判を聞いたりマッサージのお勧めなどをしてるうち、あっという間に3時間が過ぎ、台風一過の静けさの如くサッと人の姿が見えなくなる。 そこまでで一段落だと言う。 後は自由な時間が少し有り、(客の夕食時)その後、就寝までのピークがもう一勝負だと言う。
私はそこまでで帰ってきたが、案外楽しそうである。 と言うか、色んな人達と会話が出来て、事実とても楽しかった。 HPなどの世間話も大いにして構わないとの事なので、お客様達とコミニュケーションを取りながらジワジワと、あまりしつこくならぬように、マッサージ器のお勧めをすれば良いと言う。
これなら、旅館勤めの最初の動機になった(色んな場所から来た人達とのコミニュケーションを取りたい)と言う目的も果たせそうだし、暇な時は座ってられるし、もしも売れたなら本当に楽しい仕事のようだ。 この仕事、やってみる価値はありそうだ。
2003年07月24日(木)
|
|
|