|
|
■■■
■■
■ (日記)【愚痴聞き屋】に問い合わせ有り。。。
今日は珍しく、【愚痴聞き屋】(私の本職(?))に対する問い合わせの電話が4件も有った。(全て問い合わせのみで確固たる予約無し・・・) 女性から2件。珍しくも男性からも2件有った。
その内の一人、年配らしき男性、その人の問い合わせには、ほとほと疲れ果てた。
地元の小新聞に、広告及び連絡先を出しているので、愚痴聞き屋専用の携帯電話に問い合わせが来るのだが、その殆どが非通知。(余程恐れられているらしい・・・・・)
その男性から掛かってきたのは、つい今しがた。
「あのう・・・、愚痴聞き屋さん・・・で、すか?」
『はい、そうです。愚痴聞き屋でございます・・・・・・』
「あのう・・・、愚痴聞き屋って、どう言ったご商売なんですか?」
『はぁ・・・、この世知辛い世の中、愚痴を抱えてらっしゃる方が多いじゃないですか、でも、友人・知人・ご家族などには話せない・・・。そんな人の為に、吐き出口、つまりお話し相手になるというようなもなのですが・・・』
「あなたは失礼ですが、おいくつですか?」
『47ですが・・・』
「ハァ・・・、意外にまだお若いんだぁ。もっと年配の方かと・・・・・・」
(それは、職業上でしょうか・・・それとも、しゃがれ声のせいでしょうかねぇ・・・)
『はぁ、只今変声期なものですから』
「はぁ?」
『あ・・・いえ・・・、ほんの冗談です(笑)』
「アハハ・・・、中々楽しい人ですねぇ」
少々の間。
「あの・・・愚痴聞き屋って、どう言ったシステムなんでしょうか?」
そこで、一通りシステムの説明を丁寧にする。 以下中略。
「そんな安い値段で、出張までして、どれほどの儲けが有るんですか?」
(余計なお世話じゃ・・・。 おっしゃる通りですとも、ハイ・・・ まだまだ赤字もいいところ)
「あ・・・、いえ、儲けは殆どございません。殆どボランティアみたいなものですから・・・。おほほ・・・。偶に、駐車料金やコーヒー代も自分持ちなので、時給1000円を割ってしまう事もございます・・・。ただ、遠い方からは別にガソリン代を少々頂いておりますが・・・・・・」
(おいおい! アタシが愚痴を言ってどうする!)
「本当に、そんなに安いんかイね?」
『ええ、本当ですとも』
「話しているうちに、印鑑とか、壺とか売られるんじゃないの?」
『あらま、あはは・・・、そんな悪知恵が働くほどの器用さがあったなら、こんな商売はしていませんよ。オホホ・・・・・・』
「今までどんな相談が有ったんダイね?」
『それは秘密厳守なので、お伝え出来ませんが・・・・・・』
「ぼくもさぁ、色々悩みがあってねぇ・・・・・・」
以下中略。
『あ、、あの・・・、お客様・・・、処で・・、ご予約されますでしょうか? 電話でお話を聞く事は出来かねますが・・・』
聞いちゃぁ〜いない。
「他にも女房の事や娘の事や、仕事の事で、もうボロボロで・・・・・・・・・・」
『・・・・・・』
以下省略。
『あ、あの・・・・・・お客様、ですからお電話では一寸・・・・・・』
「あぁ、あぁ、悪かったイね・・・。ついつい話しやすいもんだから・・・・・・」
『それが仕事ですから・・・・・・』
「そうですか、そうですか・・・そういうシステムカイね・・・・・・なるほど・・・・・・」
『それで、お客様? ご予約はなさいますか?』
「まぁ、此処で散々聞いてもらったから、まぁ、今回はいいや。又お姐さんと話したくなったら電話するンね」
(おいおい! かんべんしちくりよ〜〜 大人電話相談室じゃないっつ〜の!!)
時計を見れば何と三十五分も経過・・・・・・。
ま、向こうから掛かってきた電話なので、料金は掛からないまでも、もう、疲れたのなんのって・・・。
お客さ〜ん、時給30分、1000円なんですけどねぇ〜。 講座に振り込んでくれ〜っ! まったくもう・・・。
まぁ、アタシも馬鹿と言うか、お人好しと言うか・・・・・・。 でも、問い合わせが予約に繋がる事もあらぁね。アハハ・・・・。
こんなアタシの事だから、ストレス溜まる溜まる・・・・・・。
まぁ私もこの日記で愚痴こぼしてるからいいか・・・。 毎日毎日、ウダウダ書いては、皆様に聞いてもらってるんだからねっ・・・
ストレスじゃなくて、金貯めたいよ〜〜〜〜〜〜っ!
2003年03月28日(金)
|
|
|