マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記)【愚痴聞き屋】に問い合わせ有り。。。


今日は珍しく、【愚痴聞き屋】(私の本職(?))に対する問い合わせの電話が4件も有った。(全て問い合わせのみで確固たる予約無し・・・)
女性から2件。珍しくも男性からも2件有った。

その内の一人、年配らしき男性、その人の問い合わせには、ほとほと疲れ果てた。

地元の小新聞に、広告及び連絡先を出しているので、愚痴聞き屋専用の携帯電話に問い合わせが来るのだが、その殆どが非通知。(余程恐れられているらしい・・・・・)

その男性から掛かってきたのは、つい今しがた。

「あのう・・・、愚痴聞き屋さん・・・で、すか?」

『はい、そうです。愚痴聞き屋でございます・・・・・・』

「あのう・・・、愚痴聞き屋って、どう言ったご商売なんですか?」

『はぁ・・・、この世知辛い世の中、愚痴を抱えてらっしゃる方が多いじゃないですか、でも、友人・知人・ご家族などには話せない・・・。そんな人の為に、吐き出口、つまりお話し相手になるというようなもなのですが・・・』

「あなたは失礼ですが、おいくつですか?」

『47ですが・・・』

「ハァ・・・、意外にまだお若いんだぁ。もっと年配の方かと・・・・・・」

(それは、職業上でしょうか・・・それとも、しゃがれ声のせいでしょうかねぇ・・・)

『はぁ、只今変声期なものですから』

「はぁ?」

『あ・・・いえ・・・、ほんの冗談です(笑)』

「アハハ・・・、中々楽しい人ですねぇ」

       少々の間。

「あの・・・愚痴聞き屋って、どう言ったシステムなんでしょうか?」

そこで、一通りシステムの説明を丁寧にする。
          
        以下中略。

「そんな安い値段で、出張までして、どれほどの儲けが有るんですか?」

(余計なお世話じゃ・・・。 おっしゃる通りですとも、ハイ・・・ まだまだ赤字もいいところ)

「あ・・・、いえ、儲けは殆どございません。殆どボランティアみたいなものですから・・・。おほほ・・・。偶に、駐車料金やコーヒー代も自分持ちなので、時給1000円を割ってしまう事もございます・・・。ただ、遠い方からは別にガソリン代を少々頂いておりますが・・・・・・」

(おいおい! アタシが愚痴を言ってどうする!)

「本当に、そんなに安いんかイね?」

『ええ、本当ですとも』

「話しているうちに、印鑑とか、壺とか売られるんじゃないの?」

『あらま、あはは・・・、そんな悪知恵が働くほどの器用さがあったなら、こんな商売はしていませんよ。オホホ・・・・・・』

「今までどんな相談が有ったんダイね?」

『それは秘密厳守なので、お伝え出来ませんが・・・・・・』

「ぼくもさぁ、色々悩みがあってねぇ・・・・・・」


      以下中略。

『あ、、あの・・・、お客様・・・、処で・・、ご予約されますでしょうか? 電話でお話を聞く事は出来かねますが・・・』

     聞いちゃぁ〜いない。

「他にも女房の事や娘の事や、仕事の事で、もうボロボロで・・・・・・・・・・」

『・・・・・・』


        以下省略。

『あ、あの・・・・・・お客様、ですからお電話では一寸・・・・・・』

「あぁ、あぁ、悪かったイね・・・。ついつい話しやすいもんだから・・・・・・」


『それが仕事ですから・・・・・・』

「そうですか、そうですか・・・そういうシステムカイね・・・・・・なるほど・・・・・・」

『それで、お客様? ご予約はなさいますか?』

「まぁ、此処で散々聞いてもらったから、まぁ、今回はいいや。又お姐さんと話したくなったら電話するンね」

(おいおい! かんべんしちくりよ〜〜 大人電話相談室じゃないっつ〜の!!)

時計を見れば何と三十五分も経過・・・・・・。

ま、向こうから掛かってきた電話なので、料金は掛からないまでも、もう、疲れたのなんのって・・・。


お客さ〜ん、時給30分、1000円なんですけどねぇ〜。
講座に振り込んでくれ〜っ!
まったくもう・・・。

まぁ、アタシも馬鹿と言うか、お人好しと言うか・・・・・・。
でも、問い合わせが予約に繋がる事もあらぁね。アハハ・・・・。


こんなアタシの事だから、ストレス溜まる溜まる・・・・・・。


まぁ私もこの日記で愚痴こぼしてるからいいか・・・。
毎日毎日、ウダウダ書いては、皆様に聞いてもらってるんだからねっ・・・



ストレスじゃなくて、金貯めたいよ〜〜〜〜〜〜っ!





2003年03月28日(金)

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