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■ 【ミニエッセイ】世渡り上手
世の中には、世渡り上手な人が沢山いる。私の知人の中にも、何人かは居る。 やる事なすこと成功し、今ではある程度の富と、地位を得、自分のあり方を誇っている。
ハテ・・・・・・? 世渡り上手とは一体、どういう人を指すのか・・・。その秘訣は何だろう・・・、と、私なりに真剣に考え、研究してみた。
先ずは、私が思うに、世渡り上手な人は、先見の目を持っている人が多い。 人間関係を選ぶにも、仕事を選ぶにもだ。 物事を先取りする厳しい目を持っている。把握する目を持っている。正しい選択をする目を持っている。
次に、ある程度、非情・冷酷になれる人が多いと思う。人間は本来、優しく有りたい、でも、優しくばかりしてると、世は渡れないらしい・・・・・・。 適度の優しさと、適度の社交性と、適度の腰の低さと、人を撥ね付ける厳しさと、人に同情しない非情さと、人を踏み台にする冷酷さを上手に使い分けているように思う。
次に、ある程度は頭が良くないと、だめらしい。 算数ではなく数学。国語ではなく、理論。社会ではなく経営学。理科ではなく化学。これらに強くないと、先ず出世は望めないらしい・・・・・・。 要するに、勤勉にならなければいけない。
次に、目的の為には、どれだけの我慢と、努力が出切るかによっても、出世度が違うらしい。 大きな出世や成功をする人は、親の七光りでは無い以上、往々にして、一度はどん底を味わった人が多い。そんな人が成功のスタートを切る為には、世間と同じ事をしててはいけないのだ。 人の3倍働いて、人の3倍我慢する。それで目的の為の資金を貯める。←これが鉄則らしい。
そして最後に、目標を、とてつもなく高い所に置く事だ。 毎日決まって同じ時間に、三回、目的を唱えるのだそうだ。 明日、ステーキが食べたいなぁ・・・、デハなく、牛を百頭飼おう・・・、なのだ。 旅行でも行きたいなぁ・・・、デハなく、南の島を買おうなのである。 3Kと結婚したいなぁ・・・、デハなく、どこぞのお国のプリンスと結婚しようなのである。
さぁ・・・・・・、明日からは、先見の目を持って、非情・冷酷に振舞って、高校時代の教科書を引っ張り出して【有ったかなぁ・・・?】食費を月1万円に抑えて、酒とタバコを断って、昼夜働いて、真夜中にベストセラーを書いて、ロスの別荘の庭で象を飼い、その庭の池で鯨を飼う為に、一生懸命頑張るぞい!! ・・・・・・ってか、間に合うかいなぁ・・・・・・。(^^;
by マキュキュ
2002年09月16日(月)
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