睦月の戯言御伽草子〜雪の一片〜 Copyright (C) 2002-2015 Milk Mutuki. All rights reserved
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2003年05月26日(月) |
今日も雨・・・・・・ |
起きたらまだ雨が降っていた。 雨の日は日課の露天にも入れない。
昨日部屋の戻ってから主人とは一度も会っていない。 宿のほうにも出ていないようだった。
それでも一日はすぎていくものですでに夕方だ。 不思議なことにあんなに雨が降っても雪は消えない。 「春の雨とは違うからじゃないでしょうかぁ?」と花は言っていた。 こういうことはやっぱり主人に訊かないとわかんないんだよな・・
「旦那が茶室に来てほしいそうですよ。」
番頭さんがそれだけ告げると帳場に急いで戻って行った。 「今日も番頭さんだけが忙しそうだな(笑)」
ゆっくり立ち上がりだらだらと茶室に向かった。
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