睦月の戯言御伽草子〜雪の一片〜
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道標過去へそれから


2003年05月28日(水) 宿の中

ここは実際変な間取りだ。
古いしいろいろな建物をつないだのだろうか?と思わなくもないけれど。
旅籠というイメージそのままではあるのだけれどどこか違うような気もする。
何しろ僕は旅籠なんて言うものは実際にみるのも初めてなので(笑)

そんなこと考えているうちに茶室に着いた。

「おはようございます。おまちしていましたよ。」
「お、おはようございます?」って夕方だぞ・・・?
 
茶室には昨日の女性と主人が座っていた。

「お、おはようございます・・」時間にあわない挨拶をしながら女性の隣に座った。
軽く会釈をするだけで女性は無言だった。

「まず、お茶にしますか。」茶室は主人がお茶を点てる音だけになった。


お地蔵様の資料は『ojizosan.com』を参考にさせていただきました。
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