『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2007年10月08日(月) 独白、訪問者。


きみが眠りに落ちると

ぼくはひとりになる



ぬくもりは、触れることのかなわないものへ

したしみは、息をひそめて部屋中へちらばる

ぼくの、みえないところへ



夜があんまりばらばらに訪れるから、ぼくは

そのリストからもうずっと外されたような気がするんだ

きてしまう朝を横たわって待ちながら

(ほんたうは待ってなどいないがけれど)

厚い雲や雨が掻き消してくれることを

いのって、いて


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真火 [MAIL]

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