『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2005年11月04日(金)

午前2時半がいちばんこわくていちばんにがてなのに

どうしてあなたはいないんだと

誰でもないひとにむかい

苦しいと泣く




そんな時間がふえすぎて

ぼくは

孤独ということにつぶされても

別にいいやと思った


このどさくさにまぎれて。



きらないと約束をした。

おまもりをもらった。

おくすりをのみすぎないとちかった。


こういうと

なんだけれど


「ひとつずつ退路を絶たれているような気がするよ」


涙の風船に穴が開くのはもうすぐ

破裂するのはもうすぐ

でもそれを止めるのは自分しかいないというヒトリ

その場所に押し込められて

片付けられていく。


刃物も薬ももうぼくを救わない。

隣には誰もいない。


そういった絶望だ。

あなたが僕に投げつけて去った

約束が生み出した孤独が。


どさくさにまぎれて。


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真火 [MAIL]

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