『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2005年09月26日(月) 流赤

注:自傷行為そのほかの内容をふくみます、閲覧はじこはんだんのうちに、おねがいいたします


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




今日は、なんにちだろう
きょうは、何曜日だろう
よくわからない
外は暗いから夜だろう
そして秋だ
くるまっても寒いからこれいからどんどん
wからなくなる


キチキチと音を立ててあたらしい文房具

ちらりと舐めてみた、なんの味もしなかった

力を込めるのはかんたんだったので

ああこんなものかと

納得した。


さらさらとながれてあたたかくない。
ぼたりという感触だけ変にリアルで
ぼたりぼたりぼたりと
・・・・・・血のしずくの容積は水よりも重たいのですか


その気、になったとしてもこの程度だということ

それをせせらわらい

そしてまた

そのさきにいっても、止める人はきっといないんだということも

あたし知ってる。

本当の意味で止めてくれる人がいないんだということを

あたし知ってる。


・・・・・・だって、あたしが
だれのことも聞いていないんだもの
聞こえないんだもの届かないんだもの
ごめんね
ごめんなさい
こんなになっちゃって
ごめんなさい


いくらはなしても、はなしても
ことばをかえしてくれた気がしなかったひとのこと。

この毎日から手を引いてゆこう。
ゆけばいい。ゆけば?


「それでも朝が来る」


こなくていいのに。

こなかったらすくなくとも、
生きていられるかもしれないのに。


三本足になった動物がまだあるくすべをしらないように
グロテスクなかたちのいきものが床の上でうごめくように

大好きだと思っていた
あのひとともさよならって
言った方がいいのかもしれない
あんまりしずかな嵐のなかで
まぼろしみたいな
現実をみて、そして
実行してしまいそうな時間がずっとずっと
地平線までにつづいているのが

あなたにはしんじられないかもしれない
ばかだって、怒るかもしれない

でもなんにもかんじられない

苦しい、けど

なにがくるしいのか
わからない

うったえることばが喉元で凝り固まって石になった


ぼくはキミの不在。

ぼくはキミの不在。


すくなくとも、今は、夜。


 < キノウ  もくじ  あさって >


真火 [MAIL]

My追加