どうしてあたしはこんなにやさしくないんだろう。
顔が見えるようでいて、見えない 知っているようでいて、知らない
なのに知ってしまっている
つまらない おもしろくない 狭まる心は 文字通り自分が狭量なことをしめすだけだろう
無邪気に笑って ゆくてをふさがないで 謝ればなんでも 許してもらえると 信じられていますか 信じさせていますか
あたし、
あたしのキャパシティはそんなに広くなかった 残念だけど広くなかった ひろくないんだよ
……ごめんなさい。
誰も手にいれられる範囲はちがっている だから妬んじゃいけない あなたから一方的に積まれていく知識が あたし、今、少しつらい 自分を重ねるたび、世界をねめつけそうで
キタナイものは排除すると すればきっとあたしが 自分の手でどうにか 片をつけるしかないのだろう それがどんな意味でもっても
・・・・・・・・・・
台風はきっと逸れたのだろうと思う きっとここにはこないのだろうと思う たちのぼる水気だけれど 体の中からは炎が引いていくから 嵐はきっと、道を逸れたのだろうと 夕方に、思う。
助けてというのがいいことだとも思えない 助けてといって 助けてもらえるならきっと
「こんなかたちになってはいなくて」
ゆがんでて ごめん 素直でなくて ごめん
9月6日、夜
・・・・・・ほら、やっぱり だあれもたすけて、くれないじゃない ないても さけんでも だあれもだあれも 届かないんだ きこえてくれないんだ
オナカガイタイ
23:33
|