『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2005年07月06日(水) i screem

今日あのひとから手紙が届いた
待ち人を少し廃業して横たわったまま封を切り
たいせつにたいせつに読む
何度も読む
外は雨がふりだして、わたしは枕もとに手紙を重ねて
昏々と眠った
どんな夢をみたんだろう

インターネットもメールも電話も
即座に通じてしまうというそのことが
便利すぎて残酷でつらいような最近です
本当は待つことを知らないあたしが露出して嘲うから

先週の今日はお仕事面接を受けにいってたんだなと思うと
自分でも信じがたくて、足元を見やってしまう
今は起きて目をさまして自分の体を支えているよりほかは
あんまりできることがない、おくすりとスキンケアだけは
いっしょけんめやっているけど、それよりほかは
散乱する部屋のなかでばくぜんとやり過ごしている。
それから鋏。それから湯船。

四月物語、をみた。
岩井俊二のやつ、東京の大学にすすんだ女の子の話。
そういえば少し前まで大学生ってこんなふうに
年上で大人っぽい雰囲気に見えていたなと思い出す、
今ではむしろかわいいと感じることのほうが多くて、それは
わたしが年、とったのだろうか。

あかるくて不安定な春の空気はたのしいともさびしいともつかなくて
それだからやっていけるし、それだからやっていけなくなる、
のかも知れない。

からだをみおろしたら傷だらけだった、
いろんな意味で傷だらけだった、
自業自得と指さされたら笑うしかないようなからだだった。
だから誰からも隠しとおしたい
こんなふうな意志の弱いのを見透かされて
ゴミ捨て場に追いやられたくなくて。

あたしごみみたいなやつだけれど
本当は必要なんてないの知っているけれど
でもいなくなると嫌だという人がいるから
なんとか……やってく。ぶったぎってもいい?
だめ、この境界線ふらつく。わからない。
目をさましている。
エネルギーが空中に放散されて消えていく。

たすけて。
たすけない。
だれも
そんなことはできない。

つよくなれよ。
つよく。


7月6日、夜


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