やってくるもののことを、知っていて それでも逃げることをしないでいるぼくは 生きものとしてちょっと出来損なっていると、たまに思う ただしくない反応
世界中の人間がおまえだったら戦争は起きないね、 と兄は言う
でもそのかわり災害が起きたら真っ先に死ぬね と兄は言う
………うーん。
いざという時になるとヘンにどうにかできるやつ、と 自分で自分のことを評価してきたけれど、かなり まちがっていたかも知れない、よくわからない
むくむくとわきあがるみたいなエナジーは 長持ちしない、ということはちょっとわかった 遅すぎるかもしれないけど、ちょっと、わかった…… へこんでへこんで 消えちゃったもの
たのしいってなに。 おいしいってなに。 あしたってなに。 わらうってなに。
ひとりでいることの幸いと弊害。 そのどっちもを噛みしめて、 なにもできていないからなにも書けることもなく 注げるのは血液と涙くらいかな あたしなんていらないがグルグルまわる
このまちがったやつらを打ち消すくらいつよくつよく いるって教えて サランラップみたいなこの膜を 切りさいて破るのが刃じゃなくて ことばとか抱擁とか そういうもんに変われるんじゃないだろかって
……思ってた。
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いろいろなことをわずかずつ、はじめる やっぱり今日も寝ていたが 吐き気は、止まらなかったりも、するんだが なみだうかべそれでも
ゆるやかにのたりのたりと日常を運行させはじめる
各駅停車にて あちこちで立ち止まって すれちがうのを待ったりしながら 走るよりも長く 通過まち
……そんなに嫌いじゃなかったし
ひくく飛びましょう とりあえずは 飛びつづけましょう
しずみながらすこし浮き上がったら春になってる
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さびしさを これ以上 ふとらせたら、だめだよ 膨張させるままに 好き勝手させちゃ だめだよ
おやすみ。
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