『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2003年08月12日(火) なみだ。

涙が出てきてくれるのなら、それは、
すこし痛いけれどとうめいなおくすりになるにちがいないのにと
思った。

家出をしてみた
空があおく
おひさまのまわりを虹色の輪がとりまいているのを
わたしはみてしまって
黒いワンピースで日傘を脇に投げて
そらばかりみていた

いつまでこうしていたら
わたしはひとりぼっちじゃなくなるのでしょう
いつまでこうしていたら
わたしはひとりぼっちを平気におもえるのでしょう

お薬はわずかずつ増えました
自分で管理できないがため
手元に置いておけなくなったのでした

ただとってもながくふかくねむりたかっただけなんです
あの時もあのときもあのときも、いまも、また
ただそれだけなんです
目、すぐ覚めてしまったけど。でもね、

金曜日にはまた病院です
太陽のわっかは
また、見えるだろうかって、そんなずれたことばかり考えてしまいました。
しずかなところで静かな夏
なにもない真っ白な部屋でもいいから
友達も恋人もみんなみんな遠いところへ
とおいところへ

何か見ればかなしくて何かいおうとすればせつなくて
あたまのなかはがちゃがちゃとうるさくて、
しずめてくれるかもしれないとちょっぴりでも期待した涙は
かけらくらいも出ませんでした
ひくひく役に立たないのどを震わせているみたいなので
いっそ消えてしまえばいいと
思ってしまいました

だれのこともかきみださなくてすむ静かなところ

それはただ甘ったれちゃんな夢。



都内某所、真火


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