| 2003年08月06日(水) |
paper crain |
できることがなにも思いつけなかったのでおりがみをした とんとん、ぱたり、ぱた、むくり、どさ。 ぐったりひっくり返ること繰り返して何度も起き上がってそのたびに 四角いいろがみを三角にぴしりと折り合わせることから ぜんぶを、はじめる。
ぴしり。
二等辺の三角形は いつもきまって 少し、ずれる
paper crain、おりづる
それしかもうわたしは折れません
8月6日、 今年もまた夏が来ましたね 世界が終わったかもしれない夏の一日がきましたね わたしは 何にもできないので 何にもできないので ほんのわづかばかり夜ごはんの食べたあとの時間 折りづるを少しずつ折りました もしそんなことでいいのなら広島まで送ってみようと思いました 燃えてしまったたくさんの鶴の代わりにもなれないけれども
ほんの少しずつしかふえていかないおりがみの鳥
自己満足でした しかし それが精一杯の思いつくこと ではあります
paper crain
中学校のとき英語の教科書でこの単語に出会ったときわたしは なんてきれいなことばを日本は持っているのだろうと思って どこか心の隅のほうでほこらしく思ったことを憶えています
それは日本が偉いのじゃなくて、きっとあの空を飛ぶまっしろなつばさがえらいのだけど 均等にくっきりとひらかれた風切り羽のうつくしさとゆるやかに弧をえがいた首の線や ほそいほそい足で支えられたふわふわと重さのないみたいな、 まっしろとそれから少しの黒とでできたまるで 地上に結び付けられていないような、鳥の姿が
「ペーパークレイン」
8月7日、朝 真火
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