『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2003年03月25日(火)

昨日の夜から雨降りです
落ちる音がやわらかい、ような気がする
どうやら、もう、春、
本当に音が違うのか
それとも、聞くわたしのこころもちが違うのかは
わからないけど

雨の音をききながらひたすらおふとんに張り付いてた。

出て行かなくちゃならないので。

あさってから画廊なので
今日から荷物背負って上京するのです
上京……
と言っても2時間半の道程だけど
それなりの道のりではあるので。
夕方から設営です。
こまごまとした人に任せられない仕事がたくさんの日。
いろいろな感覚をもっともフル回転しなくちゃいけない日。

なのにはじまる前からもうめげているなこの身体。
今日の夜のことを想像できていない。
流れていく。
本当は今ごろは電車に乗っているはずなのだけど
(途中で大学に寄ってのびすぎたポトスの枝をもらいながら)
どんどん先送りされていく。

会場からは井の頭公園が近い
というより、地図で見ると「まんまえ」みたい。
桜の名所。

いつ咲くのかな

雨に濡れた桜の枝というのは奇妙なくらい妖艶で
晴れている日のうすべに色よりもよっぽど
記憶に残ってしまうような気がする


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