去年、一枚か二枚しか書かないうちに力尽きたせいで (そう思うと一年前からわたしはけっこう「欝」に足をつっこんでいたのかも知れない) 今年の年賀状はずいぶん数少なくなったけれども、それでも 幾枚かが毎日ぱらぱらと届く。 返事を書かずにサトくんの喪中にしてしまった わたしはかなりずるいやつだと思う。 せめて寒中見舞いでいいから自分で作ったポストカードを使って だれかに手紙を書く、ということを キーボード以外できちんとしてみたいと思った。
病気と向き合うことをはじめた去年の365日はなんだかヘンテコだった。 はじめて自分を病人と認めたわけだけど、そうしたら今ではほんとうに病人です。 ずばりと正直なところを突けばわたしはもう体じゃなくて心がびょうき。 傷つけた痕が湿疹になりかわっていくのを見ながらそう思う。 アトピー体質というこの自分を利用して病人に傾いていたんじゃないかと。
いつまでも日がないちんち眠りながら夢ばかりみていて この日記をどうやって書いていたのかとかいうことがだんだんわからなくなってきた。
どうしてわたしは今ここにこうしてこうしているのだろう。
まなほ
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