| 2002年12月19日(木) |
どんより曇ったそらのした |
目をさませたのは予定の時間の1時間半後、 どうにか動きはじめて 窓の外は、灰色のくもり。
つめこんだいくらかの食事、そうして
わたしはすぐに途方にくれる
自分を甘やかすのはやめなくちゃいけないと思う だけど 床の上にころがってぐったりしてるこの身体は、なんだ? 病気ににげこんだらいけないと思う、卑怯だと思う なのに、 ぶつぶつと腫れてしまった顔をひっきりなしに叩く この両手は、なんだ?
うごかなくちゃいけない
うごかなくちゃいけない
のに。
わたしはこんなところに居てはるか遠くのだれかから叱咤激励されてそれでも うずくまって動かずにいられる理由をあたまのなかでさがしている
ぴりぴりと皮膚が痛む。 窓の外は、どんより曇ったそら、 行きたくない 生きたくない 逝きたくない
と
矛盾したことばづらを並べ替えては巣穴をさがしている よわむしでちいさな生きもの。
外に出て行かなくちゃ 痛みと弱さとだるさ、
外へ 外へ 外へ
まなほ
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