みちる草紙

2005年04月12日(火) 阿修羅の日

全身が噴火口のように爆発し、ごんごんマグマを吹き上げる。

自分のどこにこんなパワーがあったのか。
こんな女ばなれした野蛮な声が一体どこから出るのか。

今日、外出先でそんな出来事があった。

運が悪ければ、命を落としたかも知れない冒険。
どのみちアタシはきっと、いずれこういう出来事で命を落とすのだろう。
そんな予感が、今日ほどリアルだったことはない。

はい、暴漢を追い詰めてふんづかまえて警察に突き出しました。
危うく、再手術を控えた足をもういっぺん折るところでした。
はなから女だと舐めきって、振り切れるつもりでいたその男も
『今回はあたった相手が悪かった』くらいは思ったことでしょう。

思い出しただけでハラワタが捻じ切れそうなので、とても詳細は書けません。

ただ、己の血の気の多さに、隣国の人民との類似点を見た気がして
勝利感の一方、激しい自己嫌悪に苛まれた一日。

あと5日で、骨折1周年アニバーサリー。
4月って、アタシの忌み月なのか?


 < 過去  INDEX  未来 >


[“Transient Portrait” HOME]

↑みちる草紙に1票
My追加