みちる草紙

2002年02月03日(日) 酒と別離の日々

やや遅い新年会。御徒町駅の集合場所に、一番最後に馳せつけた(←遅刻)。
1年ぶりに会う友人たちは、皆去年より更に垢抜けている。集まったうちの半数は
既婚で子供もいるのだが、とてもそうは見えないほど若々しく身ぎれいな女たち。
まずい…!最年少のアタシが一番くたびれてるような気がするじゃない!(~o~;)

カラオケボックスで4時間。いつもは歌わないのだけれども、今日は憂さ晴らしも
兼ねてやって来ているので、音痴も顧みずマイクを持ったぞ!中島みゆきに浜省!
ガラスのクレア嬢と二人でみゆきメドレーを3バージョン唱破。ああいい気持ち♪
女フランク永井とも言える低音なので、クレアさんのフォローがないと高音はきつい。
「別れ歌メドレー」って、何だかまるでアタシの半生を言われているみたいだな。
それにしてもよほど歌い込んでいるのか、なんで皆あんなに歌が上手いんだろう。
やっぱり恥ずかしくなって、あとはビールを何杯も干して飲んだくれた(ー_ー*)

歌い疲れてもんじゃ焼きのお店へ。実はもんじゃを食べるのは初体験である。
ゆるーいお好み焼きのタネを、鉄板に広げて火の通ったところからいただく。
こういうものを、最初にメニューとして店に出し、お金を取ろうと考えついたのは
一体どういう人なんだろうかと、考えずにはいられなかった… σ(-_-;)
残念ながらビールでお腹がふくれていた上、したたか酔っ払っていたので
せっかくのもんじゃも箸が進まず、そうするうちにお開きの時間となる。
酩酊して足がフラつき、おあいその時に、財布から名刺を落としたらしいのだが
友人に拾われるまで全く気が付かなかった。辞めてきたばかりの会社の名刺。
思わずじっと見る。もはや何の役にも立たぬばかりか、始末の悪い無意味な代物。

駅に向かう間に、順に一人二人と外れて行き、「またね」とそれぞれの帰途につく。
明日も明後日も顔を合わせる会社の同僚か何かのように、軽く手を振りあっさりと。
しかしアタシが再び彼女らと相まみえるのは、恐らく、早くて今年の忘年会か
来年の新年会の場でということになるであろう。皆が皆、日々を忙しく生きている。

酔いで全身の皮膚感覚が鈍り、冷たい風が吹き付けても、寒さを全く感じない。
新宿で最後の連れが電車を降りてしまうと、深呼吸して大きく酒気帯びの息をついた。
ぷふ~~~~っ!とな( ̄ε ̄*) ♪慣れた酒を飲んで酔う十把一絡げ~♪


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