やってしまった。人もあろうに、あのセクハラ常務と大喧嘩〜!(≧∇≦) アタシも遂にキレて、リーサルウェポンの波動砲をぶっ放してしまった。 しかしアタシは、密かにこの時がくるのを待っていたのである。
部長:『あ…あんたは常務に向かって何てモノの言い方を!』 課長:『メイ子さん、ちょっとこっちで話そう… ああ、J子さんと一緒に喫茶店で、頭冷やしてきて…』
周囲の動揺はよく分かる。誰もがイエスマンに徹し、逆らうことなどついぞ 考えたこともないであろうワガママボスを、しがない一女性社員が 公然と怒鳴りつけたのだから。当の常務は赤くなったり青くなったり溜息をついたり それでも何とか威厳を保とうと、尋常ならぬ努力を振り絞っている様子であった。
アタフタと所在無い上司同僚たちを残し、やっと胸のつかえがおりたアタシは 勝利の笑みを浮かべつつ悠然とコートを羽織り、オフィスをあとにしたのであった。 さようなら、Oさん、Mさん、Nさん、Sさん。たまには思い出してね。 E所長、サポートし切れなくて御免なさい。 J子さん、社葬の手配全般は終えたから、あとは宜しく。
さ〜!来週から早速転職活動よ!o( ̄ー ̄)o
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