土曜日生まれは腰痛持ち

2010年08月04日(水) エアコン皮膚


私は、エアコンのない家庭で19歳前まで育ちました。
さらに、14年の学校生活のうち12年を
エアコンのない場所で過ごし、
エアコンのある職場に3年ほど勤め、
エアコンのない家庭を持って20年になんなんとします。
つまり、人生のかなりの期間、
私にとってエアコンは非日常の代名詞ということです。

暑がりの汗っかきですので、
それなりに苦労していなくもないのですが、
まあ今まで熱中症も夏バテもほとんどなく、
生きながらえてきました。

しかし、この季節のコンビニとか銀行とか、
たまらんですねえ。
スーパーやショッピングモールは、
大きな店舗だとそれほど強く感じないし、
公共施設はクールビズの影響で冷却控え目ですが、
それでも一歩足を踏み入れると、
「あぁ、暑い中出かけてきてよかったよー」
という気持ちになります。
ホームセンターや家電量販店で扇風機の前に立つのは
当然大好きです。
この界隈でこの季節、
扇風機の前に至福の表情で突っ立っている
いかにもさもしい母娘がいたら、
かなりの確率で私たちだと思います。

ところで、先日映画を見にいった劇場も、
ほどよく冷却されていたのですが、
その中に2時間以上身を沈めていたら、
恐るべきことが起こりました。

全国でも夏の暑さの厳しさではちょっと有名な街です。
(余談ですが、吉本芸人・ガリットチュウのお二人、
熊谷と福島って、冗談みたいな姓ですね。暑そう…)
時間は昼、お日様は頭の上、
劇場を出た途端、むーわーっと熱気が襲ってきました。
いつもなら滝の汗が流れそうなシチュエーションですが、
なぜか駅までの徒歩10分弱、ほとんど汗をかきませんでした。
そのままのサラっとした状態で、電車までの時間を調整すべく、
駅ビルのお店をあれこれ見たのですが、
冷房がきいているので、やはり汗をかきませんでした。
これはエアコンのきいたところにけっこう継続して居ついたので、
一時的に汗腺というか、毛穴が閉じたかな?と、素人判断しました。

ところがアニメイトに入った途端、
ばっと毛穴が開くのがわかりました。
背中の汗がTシャツを立て真ん中に貫き、
スカートのウエスト部分まで伝いました。
理由はさっぱりわかりませんが、
多分、こぢんまりとまとまり過ぎた売り場面積ゆえ、
ある種の圧迫感を覚えたせいでしょう、多分、きっと。
ぬるいハンパおたくだし、コスプレも漫画描きもしないので、
買うものといえば、ちょっとしたキャラグッズというのが常です。
ここが自分のベースキャンプだから…ということは断じてありません。


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