2006年02月08日(水) |
知りたくなくなくもない |
昨日、あるファストフード店でお昼を食べました。 店舗を特定しなければ問題ないかと思い、ぶっちゃけますと、 モスバーガーです。
モスといえば、店頭に置かれた小さな黒板に ちょっとした季節の話題がチョーク書きされていますが、 このお店では、テーブルの上にも ちょっとしたエッセーのようなものを書いたカードが ラミネート加工された状態で置かれていました。
私たちが座ったテーブルと、 無人だった隣のテーブルのものしか読めませんでしたが、 どちらも、この季節ならではの内容ではあったものの、 大きな違いがありました。 私たちのテーブルのものは一人称で書かれ、 無人の方は、特に主語がない状態で書かれていました。 どちらも記名でしたが、 どうやら書き手は従業員さんのようです。
2枚とも、 うなるほどお上手な文章ではなかったものの、 話題の選び方が適切で、 レイアウトや字の感じも見やすくて、 ああ、感じのよい店だなあと 思わせるだけのものはありました。 殊に、一人称さんの方は、 ブログやウェブ日記の書き込みによって 鍛えられていそうな印象を受けました。
「こういう」日記を書いている本人が 言うことでもないのですが、 不特定多数の人に読んでもらうのに、 一人称で書かれているのが普通って、 よくよく考えると、どうも妙な感じがします。 本名かどうかはともかく、 ウェブネームなど「記名」で書かれているわけなので、 アリといえばアリではありますが、 どうもこう、うまくは言えないのですが…。 たまたま読んだ人が、 そんなに「自分」に興味を持つものなのかどうか。 いやいや、よくある「あるある」とか、 声なき声っぽい小市民の体験や感想だからこそ、 読んでもらえるものなのか、 考えが堂々巡り状態になります。
この日記にも、いろいろなキーワード検索で たくさんの(すみません、見栄はりました)方においでいただいておりますが、 「その人」は、 本当に自分の知りたい情報が、ここから得られたのか? はたまた、読むだけ読んではみたけれど、 「駄文書き散らすんじゃねーよ、オバハン」 とキレていらっしゃるか、 やはり、少しだけ気になります。 「野暮でもわかりやすい文章を」を心がけてはおりますので、 少しでもお役に立てれば幸いです。
それはそれとして、もしも私が前述のモスの従業員だったら、 「書くのは構いませんが、名前だけは伏せさせてください」 と懇願することでしょう。 あと、もしも「この一人称さんって私のことか?」と 心当たりのある方が、この日記を読むようなことがあったら、 ぜひとも一言申し上げたいことがございます。 「客に向かって「○○な方おりますか」はないでしょうがっ」
久しぶりに食べたスパイシーモスチーズバーガー、 16年前に初めて食べたときほどの衝撃はなかったものの、 ギッと辛くて、手や口の周りの汚れも気にさせず、 大変おいしゅうございました(岸朝子風)。
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