土曜日生まれは腰痛持ち

2005年10月16日(日) 英検(準2級)受けてきました

四十…というか、「almost40の手習い」というノリで、
実用英語検定を受験しました。
高校1年のとき、2級を受けて落ちて以来
(ちなみに判定はnot passedB)
いつかは受け直そうと思いつつ、特に理由もなく見送っていて、
ざっと21年ぶりです。

今は準2級というグレードもあると知り、
2級とどっちを受けようかと迷った末、
無理はしないでおこうということになり、準2に挑戦です。

あ、それでわかったことなんですけど、
仕事の合間に勉強しようと思ったら、思うように進まず、
教本を何とか斜め読みするのと並行して、
「1週間完成」という問題集も解いてみたのですが、
あれは1週間じゃ終わりません。
何しろ1日分の分量が多過ぎる!
1日60分を「英検の学習」に割くのは至難のわざです。
よっぽど勤勉な人か、本気の人でない限り、
勉強が本業の人でも難しいのではないかと。
1日分を3日でこなすのがやっとでした。

必要なものをリュックに入れ、
朝っぱらから自転車で30分弱の試験会場(某公立高校)に
向かったので、
何やら、高校生に戻ったような気分が味わえましたが、
考えてみたら、自分の高校時代は徒歩通学でした。

会場に到着すると、どう見ても小学生あり、
自分と同世代か、もう少し上の方たちあり、
なかなかバラエティーに富んでいましたが、
やっぱり高校生が多いと感じました。
若々しい彼らを見ていたら、
「私も何か制服で来ればよかったかな」と、
神をも恐れぬ恥知らずなことを、ちらと考えてしまいました。

モンダイの問題ですが、本会場の試験も終わったので、
ある程度ここで触れても差し支えないでしょうか。
単語・会話の補充や並べ替えはそう難しくなく、
かなりいいペースで進んだのですが、
もともと苦手だった上に、克服できなかった長文読解が
やっぱりボロボロでした。

65分の筆記の後、リスニングが23分。
30題を3パートに分けて出題という形式ですが、
その中に必ず含まれる「電話の会話」の中で、
「Mom,it's me.」で始まるものがあり、
「おいおい、オレオレ詐欺じゃないんだから」と
心の中で突っ込んだ人が、全国にいたのではないかと思います。
英語圏にもあるんですかね、「イッツミー詐欺」とか。

何はともあれ終わりました。
中学生の娘が3級を準会場で既に受験済みだったので、
11月上旬まで、2人そろって結果待ちです。
2次試験にこぎつけたら、午前・午後で手分けして
下の娘の面倒を見る予定になっているのですが、
さて、どうなりますか。

一つだけ言えることは、
「今回は悪くてもnot passedA」だろうという実感があります。
(ああ、情けない……)
もちろん、合格できたら嬉しいけれども、
考えてみたら、2次の面接で物を言うのは、
長文読解力とリスニング力という個人的「2大ダメ」です。
となると、「受かったらどうしよう」というのもまた本音。

そうそう、今回、がたがたながらも何とか勉強し、
一番役に立ったことは、
語彙を広げることでも、文法を復習することでもなく、
「問題文をテスト中に音読しないように気をつけること」
でした。
勉強が本業でない英検受験者には、
わかっていただけるんではないでしょうか。


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ユリノキマリ [MAIL] [Saturday's Child] <