cogito, ergo sum / 花流    
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【日常】雪祭り

 
私は今までこんなに楽しい“祭り”に出会ったことがなかった。
同居人のAshley、Sami、Amy、そしてねずみちゃんに乾杯。


2月26日、午後11時。大雪が降っていた。
私とAshleyはCore Humanities203(人文学/以下CH)の中間試験の勉強を始めた。いわゆる一夜漬け。識別問題のヤマを張り、人物について分析をした。今学期の先生は出題されると思われる用語のリストをくれない。何が出るのか分からないので、主にレクチャーで取り上げられた人物に注目し(人物は問題が作りやすいと予測)、10人ほど完璧?に答えられるように勉強した。

で、2時間ほどやって飽きた頃、祭りは始まった。

そもそも勉強を始める前にのSamiが「雪がひどかったらキャンパス閉まるらしいよ」といったのが始まり。んで、私たちが勉強の合間に「雪よ降れー」と何度も何度も言って窓の外を確認する、というのを繰り返していたらSamiが「Snow Danceを踊らないとね」的なことを言い出した。「何それ?」って私が聞いたら、「アメリカ先住民の雨乞いダンスみたいなもの」という答えが。それを聞いてAmyが踊りだした。一気にテンションのあがる私たち。一緒に踊る私。エアロバイクをこいで「これで雪が降るといいわ!」とか言い出すAshley。そんで窓に張り付いて雪を確認し一喜一憂する私たち。
そして「せめて先生が来なきゃいい」的な意見が飛び出し始める。「というか先生が事故にあったらいいんだよね」とか「渋滞で遅刻、でも雪のせいで携帯が繋がらないから授業なくなるんだ」とか「そもそもこの寒さで風邪をひけばいい」とか。
そこへルームメイトのねずみちゃん帰宅。実は彼女は雪が降ると困るとかいってFのつく言葉をその日何度も吐きかけていた。それを伝えると、「今日はダメ!明日はいいから!」と懇願するステキな同居人たち。最初は「えー…」と言っていた彼女も「雪だと学校休みになるんだよ!」という言葉に一時的に宗旨替えしてくれた。んで「てるてる坊主作ってさかさまにぶらさげようぜ」と私が言ったら彼女本当に作ってくださいました。GJ。んで2時過ぎて各々疲れ果て部屋に戻るまでその「踊る/騒ぐ/エアロバイク→窓の外チェック」がアホのように繰り返されましたとさ。

んで、私はその日朝の6時くらいまで起きていたのだけれど、その頃にはもう晴れていやがりました。ああ学校あるわ、とちょっと絶望して寝ました。雪乞い祭りはその夜のみに効力を発揮した模様。
そしてヤマは全部はずれました。人物なんか一個も出やしなかったデス(Death)…




ちなみにその日の先生は心なしか今までに無いくらい楽しそうで元気でした!!!!


...2007年02月27日(火) [Comment]

 
 

Material:神楽工房



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