なんとなく続いている日記

誰かに読ませるつもりで書くものではないが
誰かに読まれた時のことも考えて書くもの。
それが日記。

では、Web日記とは一体・・・

2020年09月04日(金) 面接はいずこ

法人口座を開いてもらうための最終面接に行ってきた。

メガバンクであるみZほ銀行様が、新規で、零細で、最寄り支店でもない(しかも県またぎ!)である俺の会社に口座を開かせてくれる可能性なんて、限りなくゼロに近いと思いつつ応募したら、まさかまさかの一次審査突破だった。

面接予定時間は1時間ですと?
ははーん、銀行に呼びつけて根掘り葉掘り聞くつもりだな。
新人社長をイビって遊ぼうという魂胆だな!

でも大丈夫。
面接にさえ辿り着ければ、俺は合格する自信があるのだ!!

上っ面の好感度と口八丁には少々自信ありなので(笑)

銀行に向う電車の中で散々シミレーションをした。
こういうことを聞かれたらこう答えよう・・・
あれについてはこう言おう・・・
あのことは言っちゃいけないな
こういうことを積極的にアピールしよう!とか。
散々考えたのだが・・・


みZほ銀行の新宿支店についた。
窓口に通された。

明るくて感じのいいお姉さん(20代後半くらいか)が「持って来ていただいた各種資料・書類をコピーさせてもらっていいですか?」と聞いてきた。
隣には同じく20代後半くらいの男性職員もメモ帳を片手に座っていた。

いよいよ始まったか・・・
この程度の若造ならどうにでもなる!
よしっ!!と思った。
ところが・・・

「コピーを取ってきますので、その間にこれを書いておいてもらえますか?」と言われてたくさんの書類を渡された。

住所・氏名・年齢・会社名・所在地etc...
何度も何度も同じことを書いた。

お姉さんが戻って来た。

「ありがとうございました。お預かりした大切なものは先にお返しさせて頂きます。ありがとうございました。それと、同じような書類を何枚も書かせて申し訳ございません・・・」

あら丁寧。
まあ、そんなことはどうでも良くて・・・
で、面接は?
いつ始まるの?
普通、書類を書かせる前に面接しませんか???
段取り悪っ

なんて思ってたら、俺の書いてる書類を見てお姉さんが言った。

「あれ?やっぱり「フ」って「FU」って書くんですね!
 私は学校で「HU」で習ったんですよー!
 これって、世代差なんですかね〜(笑)」

なんなん???

陽気なお姉さん・・・
悪い気はしないけど、今はそんなことよりもっ!

「あ、そんな話してる場合じゃないですね、あはは〜
 じゃあ、この法人用WEBサイトの説明しちゃいますね!」

いやいや・・・
それより面接を!!

「あ、そうそう、通帳は今日お渡し出来るんですけど、キャッシュカードは後日郵送になっちゃいますぅ。すいませーん・・・えへ。」

もちろん「えへ」なんて言ってないけど、イメージね。
そんな感じのお姉さんだったもので。

というか・・・ん?!
通帳をお渡し?
今日?!

口座・・・開いてくれるの???

・・・
・・・
・・・

結局、面接は無かったのである。

法人用のクレカが欲しかったのだが(HPには作らせてくれると書いてあった)、お姉さんから一向に話が出なかったのでこちらから言い出してみたら・・・

「え?!作ってくれるんですか!わーい♪」

喜んでくれた。
ん?!
というか・・・え?喜ぶの???

「面接次第では作らせてあげてもいいよ」という姿勢ではないの?
どういうことだ!?

「法人用のクレカって、お勧めしても断られることが多くて・・・私、もう心が折れちゃってて、どうせ断られると思うと「クレカもいかがですか?」と言い出せなくて・・・」

そうなん???
なんだかいろんなことが理解が出来なくなってきた・・・

俺と銀行の関係はどういう関係なんだ?
俺がペコペコして、口座を作らせて下さい!クレカもお願いします!!とへりくだる関係じゃないのかい?!

どういうこっちゃ???

・・・
・・・
・・・

手続きをすべて終え、無事に出来た通帳を受け取ったあと、「以上ですが、何かわからないこととかありませんか?」と聞かれたので、問いてみた。

あのぉ・・・
今更なんですが、今日は面接じゃないんですか?
HPにもそう書いてあったし(携帯で画面を見せた)
メールにも、詳しくお聞きさせてもらいます。
場合によっては口座開設をお断りしますってあったし・・・

だから、こんなに簡単に口座がもらえるなんて思ってなくて。
なんで面接がなかったのでしょうか?

「ああ、えっと・・・それは・・・」
と言って、俺がWEBで送った申請書を印刷したものを取り出した。

「○○さん(俺のことね)の書いて下さった申請書って、こちらが聞きたいと思ってたことが全部書いてあったんですよ!だから特に確認することもなくて(笑)本当に丁寧な申請書でした!」

そうなん???

俺、めっちゃ構えて来たし、奥さんや娘たちにも「おとーさん!がんばってきてね!!」とエールとともに送り出されたんですけど・・・

という話を聞かせたら、大笑いされました(汗

「そうだったんですかー。なんかすいません(笑)
 たしかに、うちの銀行って結構断っちゃいますからねぇ(汗
 でも正直・・・書類審査さえ通っちゃえば!なんですよ〜」

そうなんだ・・・


ということで、みZほ銀行さんの法人口座を開かせてもらいました。
神奈川県央部の会社なのに、新宿支店で。

やっぱりネットで見ても、今の時代(法人口座はとにかく開かせてくれない)ではなかなかないことみたいで。

ということで
そんな中でみZほ銀行の口座が開けた我が社は・・・

格がいっこ上がった気がするわ!

なんてね(笑)

でも、ラッキー♪


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