ぼんやり日記
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2005年07月16日(土) ブルックリン・タバナクル・シンガース

ブルックリンにある教会のゴスペル・クワイヤ。
総勢280名というのだが
日本へは、ソロを取っているようなメンバーばかり
14名が来られた。
(プラス、バックバンドに牧師やスタッフ)

圧倒。
グラミー賞を6度受賞されたとか、そういう肩書きはともかく
最初から、直接ソウル(魂)に響いてくる歌声。
これが、ゴスペルなんだって
言葉で聞く以上に、五感で実感できた。

14名は、みんな立派な実力の持ち主。
でも、どの声もぴたっと一つに調和される。
我こそは、という風に聞こえてこない。

それぞれの曲で、代わる代わるソロを取るのだが
その、ソロの時でさえも
(並外れた美しい歌であるにもかかわらず)
ソロの人だけが全面に出てこない不思議さ。

普通の歌をうたう時、人は「私を見て」と思う。
それは、当たり前の感情である。
でも、ゴスペルって違うんだね。

14人のみんなは、後ろのバンドの人たちも含めて
みんな神を見ていた。
聴衆に言いたかった事は「神を見て」という事だった。

それが、本当によくわかったライブだった。

もちろん、ライブとして、こんなに完成された
素晴らしい音楽を聞けたということには
心から大満足。

聞きながら、泣いてる自分がいた。
ま、よく泣くんですけどね。

これが¥3000だなんて、もったいなさすぎ。


これだけ感動しながら
最後にそろばんをはじく自分に
大阪のおばちゃんを感じた夕べだったことよ。


2004年07月16日(金) 赤とんぼに会ってくる
2003年07月16日(水) 本日のプライムタイムは
2002年07月16日(火) しくしく

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