ぼんやり日記
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2002年07月16日(火) しくしく

月末にある、次女のお泊まり保育のうちあわせで幼稚園へ行った。
事前の担任の先生からの感触では、参加OKだったので
そういう方向での詰めの話をしに行ったつもりだった。

ところが、理事長先生(園長兼任)が見えられ、意外な方向に。
園としては、医療に素人であるので心配だ。
暗に欠席をほのめかされた。

考えてもいなかったので、この急転直下に言葉を失った。
「園に対して無理に連れて行けとは言えない立場」
であることを思い知らされた。

園にできるだけ不安を与えないように、お泊まり保育当日は、
夫が休んで、要所で血糖値測定と注射をすることにしていた。
お泊まり翌日は私が早朝にホテルへ行き、血糖値測定と注射をする。

そんなプランを持って行ったのだけれど、理事長先生はすでに
聞く耳を持たない様子だった。

担任の先生が見かねて「でも、ここまで保護者のフォローが
あるのなら大丈夫だと思いますが」と何度も言って下さった。

一応、今回は保留、幼稚園の指示待ちということで帰ってきた。
医師の了承を得ていること、心配であれば説明もすると
言ってくれていること等いろいろと説明をしているうちに
涙があふれてきて、ぐっとこらえた。

理事長先生が先に席を立たれた後、担任の先生が
「大丈夫だと思いますよ。私は参加のつもりで準備しますから」
と言って下さった。

こんなことが、これからも続くのだな。
自転車に乗りながら、頭の中がぐるぐる回っていた。

あきらめようか、とも思った。
いつもの私ならあきらめただろう。
でも、負けるもんか。
近頃になく、そういう気持ちが湧いてきた。
次女のために、負けるもんか。
この病気の子はみんなこうして戦っている。
まだ1ラウンドだというのに、負けていられない。

でもなんか思いっきり泣きたいよ。


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