ぼんやり日記
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午後から、小学校にてCAP講習会に参加。 とてもよかった。
こどもが暴力されることを防止する対策を 教えてくれるのだが そもそも、暴力というのは人権侵害の最たるもので 自分の人権を守るために、暴力を回避するという考え。
安心でいられること。 自分に自信を持っていられること。 自分で自分のしたい事を決められること。
この3つはどの人も持っている当然の権利。(人権) それを脅かすものに、相手の同様の人権を脅かすことなく あらゆる暴力から自分を守る術を子どもに教えてくれる。
講師が冒頭で「暴力の話が出てくるので、聞いていて 気分が悪くなった方は遠慮無く、席を外していただいて結構です。 それを選ぶのも当然の権利です」 と言われていた。
暴力の具体的な話が出てきたわけでは決してないが 確かに私はちょっと気が滅入ってきて胸がドキドキした。 虐待と聞くだけでどんより心を締め付けられる気がする。 席を外す程ではなかったけれど、うーん、勇気がなくて 当然の権利を行わなかったんだなあ。
私は安心できる場所がある。 私は信頼できる人がいる。 私は守られている、大丈夫。
全ての子どもがそんな風に思う環境を 整えてやらなければならないのに そうでない環境の子ども達がたくさんいる事を思う。 あまりに大きな問題で、思うだけでいっぱいいっぱい。
でも、CAPはそんな子ども達に ネガティブではなく、積極的な希望を持たせる そんな働きをおこなっている。
「小さな火種をおこす」 子育て講演会で聴いたこの言葉を思い出しながら 痛めつけられた子どもの心にある火種をゆっくりと 希望という光で大きくしてあげられたら。
2003年09月09日(火) 幼稚園のお弁当 2002年09月09日(月) ユニクロの野菜?
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