ぼんやり日記
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2002年07月15日(月) W杯雑感2 マスコットキャラクター / 次女、快方に向かう

何やら大会が開かれると、必ずマスコットキャラクターが登場するが
これがさっぱり受けたためしがない。

理由1
かわいくないも〜ん

理由2
マスコットが主人公ではなく、スポーツ大会なら選手達、
競技や試合そのものが興味の対象ゆえ
付随品であるマスコットはあまり顧みられない。


特に理由1だが、これは万国の人が「かわいい」と思う基準が
違うので、受けるキャラクターを作るのは至難の業だろう。

それでも、今回は日本開催なのだから少しは期待していた。
韓国も近年、日本の漫画が受け入れられ、絵だけ見ると
少年ジャンプに掲載されていても違和感がないような韓国漫画が
売れているそうだし、これはひょっとするかも。

なんて思っていたのになあ。↓
公式ページマスコット紹介
どちらのお国の方の作品なのでしょうか?
その国では「チョーかわいい!」ともてはやされている・・・・
かもしれないのだな。(^^;)

日本といえば漫画大国。
(サブカルチャーばっかりでカルチャーがやがて途切れる国らしい たはは)

キティちゃん。
ミッフィーの真似だろ!という突っ込みももはや出来ないほど
世界中に愛されている。

ピカチュウ。
ゲームをしない私はポケモンがブレイクした時、何のことやらさっぱりだったが、
ピカチュウのかわいさは「しょうがねえなあ」と認めてあげた。

今までこういうマスコットキャラで「許せる!」と思ったのは
花博の“はなずきんちゃん”だろうか。
今でも大阪市の「緑化なんとかキャンペーン」みたいなものには
はなずきんちゃんが登場してくれる。
さすが手塚治虫、といってしまおう。

歴代オリンピックでも驚くべきキャラが登場してくるが
(今度、調べてみようと思います)
今でも何となく許せるのがモスクワ五輪の“こぐまのミーシャ”だ。

アメリカのテディペア的なふわふわ感にとぼしく、
何やら無骨な雰囲気をかもしだしていたが、そこが何ともいえず
心にひっかかってしまった。
ソ連邦のマスコットということで、マトリョーシカ人形だったらどうしよう、
と真剣に危惧していたのだが
意外に西側風オーソドックスなミーシャくんだったので気が抜けた。

大体、五輪マスコットでマトリョーシカ人形だったら
ぬいぐるみをお土産に買っても「首を抜くとまた人形が、さらに抜くとまた…」
というわけで、1体だけ買ったつもりが5体分くらい買わされるはめになる。
製造する側も、マトリョーシカばっかりでいやになるに違いない。
そんなことで無難なミーシャくんになったのであろう。(違うよ)


私たちが小さかった頃、(30年くらい前か)アメリカ人は大人でも
ミッキーマウスのTシャツを着ているので不思議に思っていた。

その20年後。
20代の女性が、キティちゃんグッズを「かわいい」と持ち歩いても
誰も不思議に思わない時代になった。

資本主義は人類幼児化を押し進めている

↑なんて大げさな論をぶちあげる気はないが(^^;)
何となくアメリカ文化、アメリカ経済が浸透してこうなったとすれば
日本以外にも似たような傾向をしめしている国も多々あるのではないだろうか。
だから、ピカチュウ、キティちゃんが受けているのかもしれない。


なんだかぐちゃぐちゃになりましたが、
今度、何かの大会マスコットを作るなら、吾妻ひでをさんに依頼してください。
ちょっと冒険しましょうよ(笑)
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次女の風邪、なんとかやり過ごせた模様。

昼、主治医から次女の容態を聞く電話があった。
患者であるこちら側からではなく、医療機関側から
安否を気遣う電話があるなんて、初めてだ。

大学病院というと、患者も多くて対応もシステマチック、
そんな印象があるのだけれど(それも当たってるが)
先生からの電話の声を聞いて、本当に有り難かった。
24時間、気を緩められない病気だからこそ
医師も緊急体制をしいてくれている。

一週間ぶりの幼稚園、お昼までだったが少し疲れた模様。
でも、うれしかったそうだ。

ちなみに、ぶたこは「じじょおねえちゃん」がいない事を
不思議に思ったらしく
「じじょおねえちゃんは?」と何回か聞いてきた。
ぶたこにとったら、一週間という時の流れは、それまでの
数か月に匹敵する長い時間なのだろう。

今年はずっと低空飛行の我が家、周りの助けでやっていけている。
早く恩返ししたいと思いつつ...
みなさま、ありがとうございます。


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