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■ 混乱の泉
=混乱の泉=
文字の羅列。ため息と鶏。自分の手のひらで自分の身体を撫でて、寒気に身の毛もよだつ。果たして意味なんてものはあるのか。波状をきたす。天の向こう側に、何か、が、見えると良いな。自分の文章を見て吐き気を催す。発信用ではない文章は、どう見ても、不格好で、プライバシーの青臭い匂いに囲まれている。湖に石ころ1つ投げ込んだ。ニキビを潰す。見えるものはできるだけ見ないようにして、進んでいく。どこに? どこにだって。眠りを欲して、安眠、何も考えないこと。人であって人ではない。触れてはいけない傷跡に触れてみたくなる。顔が熱くなって、涙が出そうになった。薄く脂肪が身体を取り巻いている。血を抜くと黒かった。黒い髪の毛は逆立つことなくなびき、風に揺れて鳴いている。ぴーひょろろ。でんでん虫公社。はためきがそっと僕のことを押した。ほら、そのとおり、できる、で、しょう。う、うん。読むべきもではない。読まれるべきではない。世界の端っこなんてたいそうなところじゃなくて、真ん中でも端っこでも、名前のないところの普通のゴミ箱に捨てられるべき文章。 ようやく、眠れそう、だと思う。
2004年03月13日(土)
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