好きなひとの好きなもの

好きな人が、自分と同じものを好きだとわかったときの幸せは、他の場面ではちょっと味わえない独特のものがあるように思います。好きな相手は恋人に限らず、家族や友人、あるいはお気に入りの著名人であったとしても。
雑誌『ダ・ヴィンチ』を買ったら、そんな嬉しい瞬間が立て続けにやってきました。
よしもとばななさんが、羽海野チカさんを。
森絵都さんが、世阿弥を。
蒼井優ちゃんが、酒井駒子さんを。

友人知人に好きな同性のタレントさんを訊ねてみると、どういうわけか本人に似たタイプのタレントさんの名前がよく挙がります。
「あんな華奢で猫みたいな女の子だったらなぁ…」と羨ましがる友だちは、私から見ればまさにそのタイプ。いわゆる「不思議ちゃん」系女性タレントさんのことを「カワイイ〜v」とベタボメする友だちは、彼女自身がまさしく「不思議ちゃん」(苦笑)。
誰かに強く惹かれるとき、自分とあまりにもかけ離れているがゆえに憧れる場合もあれば、逆に、近いものを感じて引き寄せられずにいられない場合もあるのかもしれません。
よしもとばななさん、羽海野チカさん、森絵都さん、世阿弥、蒼井優ちゃん、酒井駒子さん…そして、私。
横並びにしてみても共通点があるとはとても思えませんが、もしも人間のタイプを血液型のごとく大胆に分類してしまうとすれば、もしかすると同じタイプに属するのかなぁ…という気はしなくもない、かも?
2006年07月09日(日)

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