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先週、羽海野チカさんの『ハチミツとクローバー』最新刊を読んでから、ずっとずっと考え続けています。ラスト2ページの、森田さんのセリフについて。(ご存知ない方は、ごめんなさい)
この十数年の間に、悲しい別れを何度か経験しました。修ちゃんじゃないけれど、血とか肉までも全部あげたいと思うほど大切な人たちを失ったのに、それでも生きてゆかなくてはいけない理由が、私にはなかなかわかりませんでした。 ただ生きているだけの命になど意味がない。生きてゆくためには「意味」が必要だ。そして、それを形にすることができるまでは、何が何でもがんばらなくてはいけない……。ずっと、そう考えていました。 だけど、森田さんは……。
もしかすると、私が求め続けている「意味」は、森田さんのように言ってくれる誰かがそばにいれば必要がないことなのかもしれない。というか、そのような存在こそが、私が求める「意味」なのかもしれない。 ふと、そんな気がしてきました。 |
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