七夕に願うこと

昨日の夕方、近所のお花屋さんに七夕飾り用の笹が並んでいたので近づいて見てみると、お値段なんと200円! 笹の相場など知りませんが、意外とお安いものだとわかってビックリ。
折り紙は確か100円ショップでも買えたはずですし、無いものが無いほど充実した品揃えの最近のショップになら、こよりも季節商品として並んでいるかもしれません。
500円以下で七夕飾りが楽しめてしまうとわかれば、イベント好きの血が騒ぎます(笑)。何年ぶりになるのかも思い出せないほど久しぶり(苦笑)の七夕飾りのことで、すっかりハイテンションに。
ところが……、はたと気づきました。七夕飾りのメインといえば、願い事を書いて吊るす短冊。「お勉強ができますように」とか「大好きな○○くんと仲良くできますように」とか、子どもの頃には無邪気に夢を書きつけたはずでした。
だけどオトナになった今の私の頭に浮かぶのは、「家内安全」「無病息災」……といった夢も色気もない、現状維持を願う言葉ばかり。
そういった平凡な願いを叶えることこそが、本当は何より難しくて大切なのだとオトナの私にはわかっているのですが、それをあえて色とりどりの短冊に書いて吊るすほどのものだろうか、とテンションは一気にダウン。
ささやかな夢は短冊には書かず、そっと胸にしまったまま星に願いをかけることにしようと思います。
2006年07月07日(金)

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