手紙を書く

書き損じた年賀はがきの交換と、一枚だけ当たったお年玉切手シートの引き換えのため郵便局へ行ったときのこと。書き損じたはがきは手数料を支払うと新しいはがきや切手に交換してくれますが、窓口で「どちらになさいますか?」と訊かれた瞬間、「ええっ、どうしよう」と迷ってしまいました。
昨年一年間のうちではがきや切手を使ったことが、いったい何度あったでしょう。思い出せません…というより、ほとんどなかったことに気づいたのです。同人活動をしていた頃は、それこそミニ郵便局を名乗っていいほど(笑)さまざまな券種の切手が常に手もとに揃っていたというのに。
パソコンや携帯でメールのやり取りをするようになってからというもの、手紙を書くということを本当にやらなくなりました。私は字が下手なので、受け取る側からすればきっと手紙よりもメールの方がありがたいでしょうけれど(苦笑)。
ですが私が受け取る側の場合、たとえばお誕生日やクリスマスなどにお友だちから自筆のカードが郵便で届けられると、嬉しくて何度も読み返したり、机に飾って眺めたりします。相手のことを思ってカードを選んだり文面を考えるために費やす手間や時間は同じだとしても、一文字一文字を本人が書いてくれていることや、それを畳んだり封をしたり投函したり…とさらにいくつもの手順を重ねるところに、送ってくれる方の想いがより感じられるような気がするのかもしれません。
自分がされて嬉しいことは、相手にもしてあげたいですよね。同人活動時代に買い集めた美しい記念切手もまだ残っているので、今年はなるべく手紙をよう努力して…みよう…してみたいです(苦笑)。
2006年02月28日(火)

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