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第131回直木賞予想! - 2004年07月09日(金)

待ちに待った第131回直木賞の候補作が発表されました。

まず、嬉しい事に私の主催している第1回新刊グランプリ!の現在上位ベスト5のうち3作品がノミネートされた。パチパチ!!

恒例の“予想投票”はネーミングを“取って欲しいアンケート”と変え期間限定でスタートさせました。
是非熱き一票(二票までOKですが)をお願いします。
投票所はこちら



少し感想を述べれば、全6作中文藝春秋の作品が3作品選ばれてることが何と言っても目につく。
前日予想した中山可穂さんが選ばれなかったのは残念であったが、ほぼ順当な選出だったような気がする。

焦点を4点ほどあげさせていただきますね。
1.熊谷達也氏『邂逅の森』史上初の山本賞との同一タイトル受賞なるか?
 選ばれる確率で言えば奥田氏の『空中ブランコ』と同じぐらい高いと思う。
 過去、なしえなかったことなのでとっても注意深く見守りたいな。

2.東野圭吾氏、5回目にして念願の受賞なるか?
  いつも悔しい思いをしてきた東野氏、文春作品でも過去2回落ちている(『秘密』『片想い』)が、今回は続編という事でもありどうだろうか?
 誰もが認める実力派作家だけにそろそろなんとかしてあげて欲しいな。

3.伊坂幸太郎氏、ベテランを差し置いて受賞なるか?
 1970年度以降の生まれでは前々回初ノミネートされた伊坂氏だが、若さという勢い でもって受賞なるか?前回の芥川賞の若い二人を彷彿させるパワーみなぎる作家だと思 う。

4.伏兵陣はどうだろうか?
 
少し意外だった田口ランディ氏と北村薫氏、田口氏は文春の残りの2作品が 強力だと思うので無理だと思いますが、北村氏は侮れない。今年から山本周五郎賞の選 考委員を務めているのである。
 選考委員全5名中、唯一直木賞を取ってないのが北村氏である(他は重松清、小池真理 子、篠田節子、浅田次郎)。何か因縁めいたものがあるのだろうか?

個人的には東野氏と伊坂氏に取ってほしいと思う。アンケートにもそのように投票しました。

ただ、予想としたら◎奥田○熊谷▲東野△伊坂の順だと思ってますがどうなるでしょうか?
昨年が予想外の大波乱だっただけに楽しみでもあります。

選考は15日(木)午後5時からの予定です。


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