《北京ヴァイオリン》 (ビデオ) - 2004年04月30日(金) 評価9点。オススメ!(2002・中国・143分) 中国の素朴な良さが滲み出た究極の父子愛を描いた感動作である。 感想を書きつつもあのヴァイオリンの音色とラストシーンが目に浮かぶ。 少しつながり等に不自然な点もあるのだが、全体を通してクラシック音楽が澱みなく流れていて心地良かった。 テーマは“究極の親子愛”! 血が通い合ってなくてもここまで本当の親以上に愛情を込めて一生懸命に接することが出来るのかなあと感心しながらも、自分の子供に対する日頃の姿勢に反省された方も多いんじゃないかな。 日本を舞台にして同じようなストーリーだったらここまで説得力があったかどうかは疑問というか、そういう疑問が起こる事自体に日本人の“心が退廃”して来ているのかも知れない。 いくつになってもこう言う作品に素直に感動できる心を持ち続けたいと思ったりしている。 見終わった後、感動のあまり心が戒められた気がした。 ...
|
|