『くつしたをかくせ!』 乙一 光文社 - 2003年12月11日(木) 乙一さん作、羽住都さん絵のクリスマス向けストーリーなんだが、出版社の便乗商法が目立った感が否めない。 《bk1へ》 《Amazonへ》 内容的には奇抜とまでも言えず、平凡極まりない感じかな。 角川スニーカー文庫での名コンビなんだけど、内容が絵に負けている気がした。 あとがきの面白さに定評がある乙一さんだが、本書ではこの作品を引き受けた過程をシニカルに書いてるのだが、今回は本文よりあとがきが余計に目立ったところにやるせなさがある。 ファンにしたらあとがきでも楽しめるかも知れませんが(苦笑) 絵本なんで、子供向けなのでしょうが、子供にこの絵本を読み聞かせても果たして意味があるのだろうかと思ったりもした。 自分で買った本じゃないのでちょっと言いにくいのですが、乙一さんの熱烈なファン以外はやはり高いなあと思って当然なのかもしれません。 レビューは乙一さんに負けずに締めくくりたい(笑) この作品はバイリンガルになってます。 普段、英語から遠ざかってる私にしたら、いい勉強になった。 乙一さん、いいクリスマスプレゼントありがとう! 評価4点 ...
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