ムスコのクラスで、工作に空気砲を作ってきた子がいるそうで。 帰宅早々『空気砲作って』と言われました。 何だそれ、作るか。 作り方知らんし。
そこでムスコが説明する。 風船をふくらませ。 ペットボトルに設置。
・・・空気砲になる気がしない。 意味が分からんので、明日にでもその子に詳しい作り方を聞いてらっしゃいと言うが、聞かない。 『もういい!自分で作る!』 ご勝手にどうぞ。
まず、ペットボトルの底を切り取ります。 風船を膨らませます。 膨らませ・・・ふくらま・・・ふくらまないのかよ!! びっくり。 恐らく唇の力が弱い。 普段ぼーっと口を開けている弊害がこんなところに! 空気を入れる圧に唇が耐えられず、隙間が空いてしまう様。 我が子のびっくりするほど苦手なことを発見。 しかし、甘やかさない。 そんな唾液だらけの風船を渡されて私が膨らませてやると思うか。 『洗ってくるから』 いいや!唇の力を鍛える為にもちゃんとやるのだ!!
ぶーたれながら数回繰り返し、なんとか膨らませました。 悪戦苦闘して結んで・・・風船完成! ・・・で? これからどうすんの? 『設置』 そのふくらましたものを? どこにどうやって?
色々試行錯誤を繰り返す。 そして『わかった!』とハサミを持っていそいそと別室へ。
パンッ!!
風船が割れた音がしました。 『できん』 どうしたかったのか分からんが、そりゃそうだろうとも! 何ができる予定だったのか知りたい!
その後同じことを何回か繰り返し・・・『できた!』 どうやら偶然にも、割れた風船がいい形で取れまして。 ペットボトルの底に風船の残骸を装着し、テープで止めれば・・・。
しょぼい空気砲の出来上がり〜。 ゴムの部分をつまんで離すと、ペットボトルの口の部分からかすかに圧が感じられます。 ようやくできましたね。
その後何度も作るので、ペットボトルの残骸があちこちに転がり、私に怒られるのは想定の範囲内であります。
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