忍者ツールズ。 - 2006年02月16日(木) この「エンピツ」サイトもブログも リンク元が判る機能がついているのだけれれど、以前、よくわからない隠しページから飛んで来ている軌跡があった。 その隠しページには私のサイトのアドレスが表示されていて、そのアドレスの前部分には忍者ツール経由でそうされていることが判るような表示があった。 忍者ツールのページを辿り、そこではどんなサービスを行っているのかを確認すると、ホームページやブログ、アフェリエイトはさておき、「中流アクセス解析」や「煙巻コントロール」などがあった。 中流アクセス解析とは、文字どおり、アクセスしてきた個人について解析する機能である。その人がアクセスしてきたリンク元から、時間、回数、最初に訪れて来た日時から何時間おきに訪れて来ているか、またその個人がどこのプロバイダをつかっていて、OSの種類とバージョンは何で、ブラウザの種類とバージョン、そして一番恐いことにその個人のIPアドレスまでが表示される。 正直ゾッとした。WEBの匿名性をあまり良いことだとは思っていなかったけれど、ここまで見ず知らずの相手にこちら側の情報を与えて良いものかどうか疑問である。 今の所、IPアドレスから、個人のアドレスを特定するのは面倒な作業を必要とするらしく、一般には判別し難いらしいが、業者に頼めばアドレスを取り出すことも容易いだろう。 個人情報はプロバイダを通してでないと、取り出すことができないだろうけれど、警察権力があれば、プロバイダは情報提供するだろうから、まったくもって、WEBは匿名なんかではないんだと。。 また、「煙巻コントロール」機能とは、指定した個人には、自分のサイトが閲覧不可能にする機能である。たとえば、自分のサイトにある人の悪口や個人情報を書き込んでも、その当の本人に対してアクセス制御をかけていたら、その人はずっとそのことを知らないでいる。知らないところで知らない自分の個人情報を公表されているかもしれない可能性。これは、本当に恐ろしい。 私がその以前、隠しページから飛んで来たことに気味悪さを感じて、忍者ツールズに苦情のメールを送った。自分の知らないところで個人情報をながされている危険性について指摘して。 するとまもなく、それが効を奏したのかはわからないが、新規の利用が停止になった。当たり前だ。 いま、あなたがたが御覧になっているこのページの左上に、手裏剣がまわっているアイコンがあるけれど、それが忍者ツールズを利用している印。無料版だから、このように表示されるけれど、有料版はこの表示を隠すことができる。 どうぞ 充分にお気をつけ下さい。 ...
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