薔薇抄 *Rose Show*
INDEX|過去へのエピローグ|未来へのプロローグ
昨日の決意も空しく、カーゴパンツでお買い物。 桃とトマトを買いに。 どっちも大好物。
なんか、大人になったなあと思う。
近所のスーパー行くのに、日本未発売のギャルソンのカットソー、ディオールのバッグにディオールのお財布突っ込んで。今夏散々ファッション誌の誌面を飾った、某セレクトショップのトングサンダル突っかけて。 薄化粧も熟れたもんだ。端から見たら、すっかりイッパシだね。
でも、全然かわんないんだよ。
お買い物から帰って来て、最近のあっちゃん断ちの流れで続いてる、B-Tビデヲの整理をする。 見たい今井さんがあるのに、全然みつかんなくて。 何気なくデッキに入れたビデヲテープに収録されてたのは、hideだった。 一連の追悼番組。 見た記憶、全然ない。たぶん当時、見られなかったんだと思う。 今見てもやっぱり泣けて泣けて仕方なくて、その喪失感だかなんなんだか、悲しみとか悔しさとか、 まあなんなんだか全然わかんない感情で泣いてんだろうけど、なんか単純に、ああ、歌詞に感動してんのかな? とかいうこともあったりして、当時もこの曲で泣いたよね、と思い出したりした。
翼はまだ閉じたままで眠ってる
今でも、そうだといいな。 わたしの翼も眠ってるだけだといいな。 この夜を突き抜けて、目覚めれば飛べるのかFreeに? 不安になってもね。
夏の太陽に照らされて、黒く落ちるわたしの陰が、大層クライマックスのあっちゃんみたいで、 それだけで自分のことちょっと好きになったりしてる、どっしょもないわたしだからさ(笑)
あの頃から、長い髪が、わたしを無敵にさせるアイテムだったよね。
|