薔薇抄 *Rose Show*
INDEX過去へのエピローグ未来へのプロローグ


2004年08月03日(火) 乙女たるもの

ロオザ反省。


今日はこの夏一番のお気に入りのワンピースを着ておでかけ。
いつもならこの膝下丈のシフォンのワンピースの下に、パンツを履いているのだけれど、
そのコーディネートだと、この新しいおリボンのミュールが引き立たないから、今日はパンツは合わせずに
出掛けましょう。

…と、ここまでは良かった。
しかし。
まあ、ミュールで自転車が辛いのはいつものことだ。坂多いしうちの近所。
それ以上に、スカート!!!!!!
風に翻るスカートの、なんと心許ないことか!!!!!
これ捲れたらもうぱんつ丸出しじゃん!
つーか既に太もも全開じゃん!
すみません世間の皆様、お目汚しして。
ていうかさ、そんな、裾が翻るくらいでビビるわたしではなかったはずなのよ。
「見える部分は見せてんだから、見られたってどってことない」と公言憚らなかったわたしなのに、
スカートが捲れるくらいで「犯される!」とか思うのも(笑)、なんだか逆に男目線で嫌んなる。
嗚呼、あな恐ろし。

なんてこと。
めちゃめちゃスカート派だと思ってたのに、とんでもなかったわ。
パンツしか履いてなかったのねぇ。それか着物。
道理で、自転車に跨がって信号待ちする時に、膝が外側向くと思ったわ。
すっかり男らしいわたくしに。
おかしい。
日々、女に生まれて来たことを喜び、謳歌していたわたしは何処へ行ってしまったんだ?
胸とか足とか出しまくって堂々としていたあの頃のわたしは、何処へ行ってしまったんだ?
職場で「抱かれたい男No.1」に選ばれてる場合では全然ない。
オカマのお客さまに、「なんか『仲間』ってかんじよね」とか言われてる場合でも全然ない。

ああ御免なさい、乙女事業部の存続危機!

やっぱりね、環境が人を作る訳よ。
男として育てられたら、オスカルみたいにユリウスみたいになる訳よ。
や、私の場合、彼女たちとは全然違うけど。
ワンピース着てたくらいで、「あら今日は可愛い格好しちゃって、珍しい」とか言われて、
母親に写メ撮られてる事自体、どうかと思う。
やっぱりスカート履かなきゃね、スカート!
…なんか女装してる気分になるけどね(笑)



そしてやっぱり、九段会館に何着て行っていいんだか、さっぱりわからない。


ROSA |MAILHomePage