薔薇抄 *Rose Show*
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再び胸が痛む。
みんなあっちゃんに意地悪なことばっかり言う!!!(←小学生的発想)
皆様。 あの、櫻井敦司さんですよ? あの櫻井敦司さまの、ソロなんですよ?
ぶっちゃけるよ。 わたしだってね、B-Tの、5人の新譜が出た方がうれしいわよ(あ言っちゃった)。 でもね、『櫻井敦司が』ってとこが、ミソなんですよこれは。
10人が10人、100人が100人、認める美形な訳ですよ、櫻井敦司さんと言うお方は。 そして、それだけならまだしも、あの性格な訳ですよあのお方は。 汚れなき魂。自己嫌悪の権化。強くなりたいと願うのは、己の弱さを熟知しているから。 ともすれば優しい暗闇に帰ってしまいそうになる自分を無理矢理現実世界に結び付けて、 たまに少しだけ夢を見ることを許しながら、生きておいでになる訳ですよ。 あんなに『世界は俺のもの』状態の外見を持ちながら、謙虚すぎる中身。 そのギャップが齎す悲喜交々の振り幅なんて、凡人のわたしには思いも寄らない事だらけに違いないです。 どんなにか、この世界で、そしてあの世界で生き辛いことか、最早想像も追い付かないじゃないすか。 彼の、最大の魅力にして最大の不幸。もちろん、だから愛しているのですが嗚呼。 その彼が、『ソロ』でやる訳ですよ!!!
まあ、彼のことです。 『誘ってくれる人がいるんなら…』と、義理人情で引き受けてしまった可能性は濃厚です。 今井さんに相談したら、『やれば』とか素っ気なく言われて、引っ込みつかなくなった線も強いです。 だけど、様々な問題も危惧も、解ってるんですよちゃんと。 超越した外見が取沙汰されて、それが最大の商品価値になってしまう危険性はもちろん。 B-T以上に格好良い音楽はできないであろう可能性が高いことはもちろん。 政治や金や大人の話のニオイがプンプンすることはもちろん。 周りの思惑に反し、もしかしたら全然世間的注目を集めないかもしれない場合の有無ももちろん。 そういうの全部解った上で、それでも『俺という素材で遊んでくれる人がいるなら』と、 彼自身が自分を素材として認め、楽しめるとこまでやっと来たっていうのに、なーんでみんなで 否定的なことばっかり言っちゃってさあ!!(涙)
いえ。 わたし自身が何を言われた訳じゃないんです。 一昨日昨日と休みだったものですから、友人のところからリンクを辿り辿り、様々なB-Tサイト様を拝見した次第なんですが。 好意的な意見はほとんどCOLだけでしたね(笑)脳天気ないいテンションで(笑) で、わたしの先日の日記もあんなだったので、その後よくよく考えて、やっぱりあっちゃんのそのある種の 解脱を(笑)受け入れなくちゃ、だって愛しているからね、と思ったところだったので、 こう…世界の末端で愛を叫ぼうかと。
だって、普通に友達や自分の好きな人が、新しいこと始めるってときによ?その人のことすんごい愛しててよ? 「えー!!!?絶っっっ対失敗するから絶っっっっっ対やめなよ!!!!!!!!!」とか言う? 「すーーーーーーーーーーーーごい心配だし、ほんとはそんなわざわざ苦しい道を歩まなくてもと思うけど、 そうなんだ、やるって決めたんだね?すごいね、わかった、見てるから頑張ってね!」ってなるじゃん? それと同じだと思うんだけど、違うの? 「成功を心から、本当に祈るよ。祈ることくらいしかできなくてごめんね」とか思うじゃん。違うの?
音楽のことは、正直解らない。 B-Tより好きな音楽は、後にも先にも絶対にない。 あっちゃんのソロの方が好きなんて、ごめんあっちゃん考えられない。(身も蓋もない…。) でも、それってほんと好みの問題だからさぁ。 B-Tにしたって、みんなそれぞれ好きなアルバムも好きな曲も、千差万別じゃん。 そういうものでしょう?音楽ってそういうもんだよね? じゃあ、そこは責めることできないんじゃないでしょうか。違うの? あっちゃんがソロになって、自分の好みじゃない、自分が求めてない音楽をやっても、そーれは…ねえ? クオリティでいえば、あっちゃん、B-Tの人だよ?そんな、聴く前から(ほんとここ重要よね) クオリティ低いとか決めちゃうのって、あっちゃんにはもちろん、B-Tにも失礼なんじゃあと思うんですが。 あっちゃんがソロなんてやるから、B-Tのアルバムやツアーが遅れるじゃんか!というご意見は、ごもっとも。 その通り。むしろその発想健康的!でも、メンバーは承諾してるんですから。 そんで、メンバーは全員、もちろん今井さんも、ふつうにちゃあんと楽しみにしてると思うんですよ。
もっと信用してやれよう、と思うのです。 あの素晴らしい男を。 でも、いいのいいの。 これは、本当に個人的見解。 みんな結局本気であっちゃんが、BUCK-TICKが好きなんだよね。で、本気で心配してんだよ。解ってるよ。 でも、あんまりにもあんまりな言われ様だったので、ちょっと言ってしまいたかったの。
なんせ、まだ誰も詳細掴んでないじゃないですか。
あんなに閉じてた、偉大なる引き蘢り大王だった彼が、お外に行きたがったっていうことだけで既に、 大ニュースですからね。 それを楽しめるだけの余裕を、わたしは持ちたいと思ったのです。 うん。 うん、だって、愛してるから。 他には何にもないから。 愛してる 愛してる 他に何も。
ね?
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