薔薇抄 *Rose Show*
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7月ったら、気付かないうちに終わっちゃうんだもの。 書きたいこといっぱいあったのに、酷いわ。 なんていう勝手な言い分は終わりにして。
夏でございますね。暑いのもう禁止!ああでもきっと、向こう2ヶ月は暑いまんまなのね…。 早く、とてもいい予感のする空にならないかしら。←「夏の終わり」を指しているらしい。 なんていう時候の挨拶もこれくらいにして。
そうそう、7月の日記に書きたかったことの一つがね、「買い物ブギ」の回に触れた、我が社の パーティーの事なんでした。 買い物の甲斐あって、ベストドレッサーの栄冠に預かり(笑)我が社の大人気モノグラム柄 ウ゛ァニティーバッグ(定価¥38000)を副賞として頂きました。 ええ、去年のクリスマス企画の売れ残りですが、それが何か? そして、「いらねー、使わねー」と公言憚らなかった割に、既に7月中に行われた友人の結婚式に それを持って参列しましたが、それが何か? まあ、無事終わりました、というご報告をしたかった訳です。
で、その日の行事内容としてはですね、前にも簡単に触れましたが、お昼間の13:00に集合し、 (今年の会場はパシフィコ横浜でした)16:30まで、現在の実績・今後の目標の確認、新製品の説明、 目標達成の為の具体的方法提示と、モチベーションアップの為のまあ…啓蒙?(笑)そんなことを、 我が社のトップ総出で、プレゼンテーションも華々しく、全体的に仰々しく、執り行う訳です。 それが終わると、2時間のお色直しタイムをはさみ、19:00くらいからパーティーが始まったのですが。
いや〜。毎年のこととは言え、本当にねぇ…。もちろん、疲れるんですよ?で、術中に嵌りまくってることも解ってるんですけどぉ…。それでもやっぱり、楽しいんですよ(笑)そんで、愛社精神がふつふつと湧いて 来ちゃうんですよ(笑)いや〜ん、我ながら超簡単!!(笑)
まず、必ず歴史を振り返っちゃうのがいけない。 今現在、ジョンガリアーノのパワーにより、10代のガールズ達からさえも羨望と賞賛の声を浴びる 我が社ですが、話は1947年、クリスチャン氏が立ち上げたサロンの素晴らしすぎるデビューまで遡ります。 優雅で、とてつもなく品があって、お洒落なことこの上なくて、粋で、洗練された、当時にはひどく センセーショナルなファッションで、モード界に登場したディオール。これがいけない。 それが、後に自分の働く会社になるメゾンが発表した、一番最初の服だと言うことも知らず、 中学生のわたしは、たまたま見ていたファッション誌に、今でもディオールが誇る「ニュールック」を見つけ、 そのあまりの美しさに胸をつかれ、鼓動を高鳴らせていたのでした。…とか言う青春の1ページまで無駄に 挟んじゃってるもんだから、ダイジェストで1947年当時の写真から、後のコスメラインの設立、 史上に残る名品の数々を経て現在に至るまでを、スライドショーで見せられたりするだけで、 わたしとしてはもう、甘酸っぱい物やら熱い物やらが込み上げて来ちゃってもう…なんていうの?こう… そう、初恋をなぞる気持ちにも似た(笑)ああ、そして今のわたしがあるのね!!みたいな(笑) テンション上がっちゃうんだよねぇ…。解りきってても。
でも、本当に好きらしい。ディオールが作り上げた、エレガントでシックでロマンティックなものも、 ジョンが作っている、パワフルでセクシーでファナティックなものも。 どちらも美しい。女性が、自分の為に着飾ることを教えてくれる服だから。
最近のコスメティックラインのコンセプトに欠かせない、「Addict」という言葉。 虜。たまらなく好き。どうしょも無い程愛してる。そう言う言葉。 なんて、わたしにしっくり来るコンセプトなんだろう?(笑) 「Addict」という名の香りが発売された時、それまで付けてた「HYPNOTIC POISN」という香り(こちらは『催眠効果のある毒』という意味!)に換えて、わたしの香りにしようと、その誕生を心から祝った。 そしたら、我が心の娘、ゆゆも、Addictを好きだと言った(笑) 妖しい程甘くて、尚かつ強烈にスパイシーで、誰にも媚びない自分だけのセクシーさを知ってる香り。 深い闇からの甘い誘惑を連想させる香り。これがあるから、わたしは大丈夫。無敵。 そんなお守りが、自分の会社にあって良かった(笑) わたしの肌には本当にしっくりと合うスキンケアラインも、どこのメーカーにも負けない!と胸を張れる 珠玉のコスメラインも、もう、語り尽くせない程魅力的で、すごーく愛してる。 そんな会社に入れたこと、今もいられること、とても幸せだと思うんだ。
でも、辞めたい気持ちは変わらないの(爆笑)
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