初めての夜。
ショウくんと初めて出会った日の事を思い出していた。 あの日、私は元彼ととべ動物園に言って、 その後ホテルに行ったけど最悪の結末を迎えて、 憂さ晴らしにバーに飲みに行ってたんだっけ。
その日ショウくんは一人でサーフィンに行ってて、 家に帰ってから夜11時半ぐらいまで寝てたみたい。
「おーい、起きてる?(^○^) メシくってから一回で寝てた…。」
その時なんか嬉しくなっちゃって、 店を飛び出してあわてて電話した。 ショウくんちはバーからうちへの帰り道だったから、 もう少し待ってもらって会いにいく事に。
会ったのは夜中1時半。 私の方が先に着いて、彼に電話をした。
「もしもし? もう着いたよ。」
「マジ? オレももう着くよ。」
「ゆっとくけど、マジ期待しないでね〜。」
「オレだって期待すんなよ〜。」
ちょうどその時、駐車場に車が入ってきた。 その時かなりドキドキしてた。 ショウくんは私の車のすぐ隣に車を停めた。 二人共車から降りて初対面。
「こんばんわ〜。」
「こんばんわ。なんだ、カワイイじゃん♪」
「えぇ? あんまりジロジロ見ないで〜。」
「あはは♪ それより寒くない?」
そういってイキナリ抱き締めてくれた。 かなりビックリしたけど、 ショウくんの腕のぬくもりと香水の香りに やられて私も抱き着いていた。
「どっかドライブでも行こうか?」
「明日仕事なんでしょ? 遅くなっても大丈夫なの?」
「さっき結構寝たから大丈夫だよ、行こう。」
そう言って彼の車に乗る様に促してくれた。 彼の車はサー○。 サーフィン好きの彼らしく、後部座席には サーフィンのグッズがいっぱい乗っていた。 私が足下にバッグを置くと、 狭くなるからってわざわざ後部座席に動かしてくれた。 そして車を発進させると、私の右手をそっと掴んだ。
最初は少し緊張してたけど、 動物園の話とか私の友達の話とかしてリラックスした頃、 車はサ○ポートに着いてショウくんは車を止めた。
外に出るのはちょっと寒いかな〜ってなって、 二人で車の中で話をしてた。 私が「サーフィンのいっぱい乗ってるね〜」 って後ろを向くと、ショウくんも同じ様に後ろを向いた。 ちょうどお互いの上半身だけは向き合ってる形になって、 ふと目があった瞬間ドキッとした。
そして、ショウくんの顔が近付いてきて そのままキス…。 1秒ぐらいの短いキスだったのに、 私には1分ぐらいに長く感じた。
「ちゅぅ… されちゃった。」 ←照
「…ぅん。」 ←照
それから二人の距離はどんどん近付いた。 周りに人がいてもキスしたくなったらして、 彼は私の胸に顔を埋める様にくっついてきた。 それがすごく可愛くて、思わず抱き締めてしまう私。
しばらくして戻ろうって彼は車を発進させた。 でも、信号が変わるたびにキスしたり ぎゅっと抱き締めあったり、最高に幸せだった。
「なんかバカップルみたいだよね。」 ←笑
二人でそんな事を言いながら笑ってた。 私の車を置いてあった場所に着いても、 まだ離れたくなくて抱き締めあってた。 たくさんキスをして、彼は私を愛撫してくれて、 でも、まだそれより先には進めなかった。
「明日も会えない?」
「いいよ♪どこか行く?」
「オレんち来る?」
「いいの!?」
「いいよ、その方がいい。」
「わぁい♪」
そして明け方も近付いた午前5時。 私達は再び会う約束をして別れたのでした。 ↑エンピツ投票ボタンです
2003年12月03日(水)
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