最後の夜…かもしれない。
土曜日の夜に悪あがきをして、 約束を取り付けたお泊まりデート。
ショウくんはいつもより少し早く 仕事を終わらせてくれた(?)ので、 hiroはいつもより少し早く彼の家へ。
ショウくんの仕事が終わって少し電話。
「メシくった?」
「ううん、まだ。」
「どっか食いにいく?」
「大丈夫なの?しんどくない?」
「まぁ、それぐらいは大丈夫。」
ってなわけで、ショウくんがシャワーを 浴び終わる時間に合わせてお家に到着。 着いたよって電話を入れたら、 彼は相変わらずパンツだけでいたらしく、 すぐに着替えて出るからって電話を切った。
しばらく星空を眺めたりしながら ショウくんが出てくるのを待ってたら、 寒いと言ってた私の為に、 ベルベットのジャケットを持ってきてくれた。 (まぁ、何か貸してって催促したんだけど)
それからいつも通り彼の運転で、 何処に行こうかってウロウロ。 二人ともそんなにお腹は空いてないから、 じゃあ、居酒屋に行こうって事になった。
今日はちょっとお姫さま気分のhiro。 だって、ショウくんはあんな事しちゃって かなり申し訳ないモード入ってて、 なんかたくさんいじめちゃいました ←笑
私はガンガン飲みまくってたんだけど、 彼は運転もあるしもともと飲まないし、 翌日の仕事にも差し支えるからって ノンアルコールばかりを飲んでた。 それがちょっとつまんなかったのが本音。
すごくお腹いっぱいになって気分良くて、 そのまま二人で念願のビリヤードに。 バカップル並みにキャーキャーはしゃいで、 結局2勝2敗の引き分け。 でもすっごく楽しくて帰りたくなかった。
ホントはプリクラ撮りたかったんだけど、 その時点で夜1時を回ってて、 ゲーセンは全部閉まってたのが残念 ←鬱
それから二人でEXILEを熱唱しながら hiroの車にガソリン入れにいって、 彼は車の中も外も窓ふきしてくれた。 そしてショウくんのおうちに到着☆
お部屋に入って着替えを貸してもらって、 時間もヤバかったので早速寝る事に。 いつもみたいに腕枕をせがんでしてもらって、 さて、寝ようとしたんだけど眠れなくて…
なんだか突然淋しくなって、 これでおしまいなのかとか思っちゃって、 今までにないぐらい大号泣した。 彼に気付かれない様にしてたのに やっぱり気付かれちゃって…
ショウくんが手でhiroの顔を撫でて、 ティッシュで涙をぬぐってくれた。 その優しさにまた泣きそうになっちゃって、 頑張って耐えたけどやっぱり無理で…
何度も泣いて起こして慰められて、 ちょっとキスしたりしながら それを何度も繰り返してた。
いつの間にかウトウトしてたんだけど、 起きて帰る時間が迫る程悲しくなってきて、 彼の部屋の有線から流れてきた あゆの「No way to say」を聞いては また一人で泣いて慰められて…
6時になって慌てて起きて、 ショウくんが着替えに行ってる間に hiroもさっさと自分の服を着た。 再び部屋に戻ってきたショウくんは、 私が初めて見る制服姿だった。
いつも出入りしている廊下に出る。 頭に何か付いてるよ、みたいな振りをして、 ちょっと顔をかしげた彼にキスをした。 すごくカワイイ照れ笑いをしてた。
hiroが靴を履いてもう一度キスをせがむと、 ショウくんはこの2日間で初めて、 今までしてくれてたキスをしてくれました。 なんだか甘くて、でもタバコの苦い味がする、 hiroが心から笑えて満足するキスを…。
「伝えたい想いは溢れるのに ねぇ上手く言葉にならない あなたに出会えていなければこんな もどかしい痛みさえも知らなかったね
確かな想いは感じるのに ねぇいつも言葉に出来ない 誰もがこうして言葉にならない 想いを抱えながら今日も生きている」 ↑エンピツ投票ボタンです
最後の感触が…。
2003年11月17日(月)
|
|
|
|