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基本情報技術者試験。一応行くつもりだった筈なのだけれど。何なんだろうこの無気力さ。何もかもが億劫で、何もかもが無意味だ。頭が常に重くて、酸欠状態にあるようで、息苦しくて堪らない。
何がある。一体何があるって云うんだ。前が見えない。己が見えない。君が評価してくれたという己を己の前に見せてくれないか。苦しくて苦しくてそれすらも感じなくなるくらい何も感じない。 存在はいつだって不安定で不確かだ。痛みが己を覚醒させてくれればいいのにと思うけれど、都合のいい刺激なんてある筈も無い。
いい加減もう面倒なんだ。義務のように日々一時間近くの電話。無意味な会話にいい加減もうウンザリなんだ。寒空の下で電話を持つ手が震えても相手には分からない。顔を顰めたって、毒を吐いたって分からない。 傲慢。 だから、冗談でもなく優しさでもなく、早く次の誰かを見つけてくれたらいい。それが己の望みだ。言葉どおりの意味しかない。都合のいいように取って貰って結構だけど、それはきっと誤解しか生まない。そして最後に傷つくのは相手だ。 精々一年保つか保たないか。その程度だ。そう思う。 別れるとなるなら己が原因になる。そう云った君の言は確かに正しい。己の所為で君の親友を傷つける。どれだけでも酷い振り方は出来る。短いスパンに見合った振り方もあるだろう。シミュレートして己の傲慢さと飽きっぽさと馬鹿馬鹿しさと色んなものに反吐が出そうになる。 己の怖いこと。それは他の誰でもなく、当事者の相手の反応でもなく、君の声。あの柔らかに冷たい声を思い出す。冷え冷えとしたあの声が己を切ると思うと苦しくて苦しくて堪らない。君に切られることが怖くて、その方がずっと怖くて、相手の傷なんて見えない。どうしたら君に切られずに済むかだけ考えている。相手の傷なんて本当に見えていない。
精神的に物凄く不安定だ。どうしようもなく無気力で生きていることすら時々面倒だ。考えることも思うことも何もかも放棄したらそれは人間ではないと思うけれども、それでもそれを望む自分がいる。 思考を止めて、感情を止めて、何もかも空っぽな死体になってしまいたい。いつまで経っても何の変化も無い己にはそれがきっと一番似合っているだろう。
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