もうひとふんばり - 2007年08月01日(水) 朝、義姉の家(ここから車で5分のところに住んでいる!)に 結衣を預けこども病院へ。結衣は必要な予防接種が 間に合わなかったため、しばらくはICUどころか一般病棟にも 入る事ができない。 ICUに着くと彩衣はちょうど目を覚ましていた。 顔からはチューブ類が全て外されている。基本的にはもう 鎮静剤を使っていないようだが、起きている時間が長いと いう事はそれだけ苦痛に耐えなければならないという事だ。 まだまだたくさんのチューブに繋がれた体が窮屈でも、眠く なっても、誰も抱っこもしてくれない。今が本人にとっては 一番辛い時だろう。喉も渇いているようで、しきりに口を 動かしている。 看護士さんが初めてお茶を飲ませてくれるという。上半身を 起こしてやってほんの一口飲ませる。ぷるぷる震えながら あっという間に飲み干してしまった。もっと飲みたいとコップを 指差してぐずり始める。今日一日で200ccと飲める量が 決まっているのでちょっとずつ飲まなければ。 自分の両親の顔を見て、喜ぶというよりはやっぱり甘えたい、 抱っこしてもらいたいという気持ちの方が大きいようで、 最初は機嫌もよくおしゃべりもしていたものの、次第に ぐずり出してきた。 なんとかあやしてみたが、最後には枕元のモニターに表示されて いる心拍数が200を超えてしまったのであえなく鎮静剤注入。 残念ながらここには親は来ない方がいいんじゃないかな。 とりあえず明日の午前中には一般病棟に移れるとのこと。 もう少しがんばってくれ。 ...
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