子育ては大変 - 2003年01月31日(金) 朝明るい所で確認してみると、なんと6匹の子犬が! 6匹の世話をするチャコは大変だ。 昨日から多分ほとんど寝てないんだろう。午後になると 疲れが見え始めたようで、ちょっと扱いが乱暴になってきた。 子育てが初めてで、しかも6匹もいるので1匹1匹の面倒まで 見ていられないようだ。1匹だけ離れた所に行ってしまっても 自分の元に引き寄せる事もしない。できないのだろうか。 この氷点下の中で親から離れるということは、生まれたての 子犬にとって直接死につながる。マメに僕たちが見てやらなければ いけない。犬小屋の床下に落ちてしまい必死で親を探して 鳴いていたりする。犬小屋から出ないように仕切りを付けて やったりと、やっぱり仕事どころじゃなかった。 夜になり益々冷え込んできた。様子を見にいってみると、 心配していた事が起こった。 1匹が親から離れた所で仰向で足を伸ばしきったまま 動いていない。慌てて取り出してみるとびっくりするぐらい 冷たい。手の中で温めようとするが僕の手もすでに冷たく なっているので家に連れて行くことにした。 ストーブの前で温めてやるが、口を開いたまま硬くなっている。 半分あきらめながらも子犬の生命力を信じてさすり続けた。 しばらくして、なんか体が柔らかくなったなーと思ったとたん、 ククッと手足が動いた。おお、生きてる! しだいに動くようになり、温めた牛乳をストローで口元に 持っていくとパクッとくわえて飲みだした。もう大丈夫だ。 今日はこのまま家に置いた方がいいな。 いやー、先が思いやられるな。無事6匹とも冬を乗り切る事が できればいいんだけど。 ...
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