地吹雪の中で - 2003年01月30日(木) チャコ出産。よりによってこんな寒い日に。 朝から犬小屋にこもったままで、中に敷いてある毛布を 動かして居場所を整えたり、しきりに体勢を入れ替えたり している。少し苦しそう。 そして19時ごろ、エサをやりに行くと犬小屋の中から ペロペロと何かをなめる音がする。ライトで照らしてみると、 チャコの足元に1匹の子犬が。茶色で足だけ白く、チャコと 同じ色だ。今まさに生まれたところらしく、チャコは いとおしそうにその体をなめてきれいにしている。 間もなく子犬は「ミーミー」と鳴き始めた。 こりゃあエサどころじゃないな。 あまり見ているとチャコの気が散るので家でプラモデル作りに 没頭し気を紛らすことに。 22時。様子を見に行ってみると、犬小屋からは「ミーミー」 の大合唱が聞こえる。5匹が確認できた。みんな同じ色のようだ。 エサを持って行ったが、鼻をピクピクさせるもののさすがの チャコも外へは出てこない。横になったままのチャコの口元に エサをもっていくとバクバク食べた。 チャコはより良い体勢を探して時々体を動かすが、その度に 現場は大混乱。それぞれが必死におっぱいにしがみつこうと する。それを潰さないように足をそっと置き、体全体で 包み込む。すっかり母親の顔になってるぞ、チャコ。 うーむ、これが本能というものか。 ほっとしたやらうれしいやら。明日は仕事になりそうもないな。 ...
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