KENの日記
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2018年08月07日(火) スバッシュ・チャンドラ・ボースに関する情報

少し古い情報ですが、8月18日に杉並区蓮光寺で行われる予定の「チャンドラ・ボース法要」に関する情報を検索していたら、インドの新聞に下記の記事があることを発見しました。昨年の5月31日「Times of India」の記事です。

「Bose died in 1945: Government」(May 31, 2017, 23:17 IST)
Netaji Subhas Chandra Bose died in an aircrash in 1945, the government said on Wednesday, putting to an end a controversy that refuses to be buried about the freedom fighter having survived the accident.

日本語訳
「スバッシュ・チャンドラ・ボースは1945に亡くなっていた」
インド政府は、スバッシュ・チャンドラ・ボースは1945年の飛行機事故で亡くなったと公式に認めた。(情報開示請求に回答する形で表明)これにより独立の志士スバッシュ・チャンドラ・ボースは飛行機事故で生き残り、彼を歴史に葬ることを拒絶してきた論争に終止符が打たれた。

インド政府は「スバッシュ・チャンドラ・ボース」が1945年8月18日台湾松山空港の飛行機事故で亡くなったという説をずっと拒否してきました。インド政府は何回か調査団を組織して調査をしてきました。最新では2015年にこれまでの物証を徹底的に洗い直した作業もあります。今回はその調査の結果として一定の結論を出したものです。今回の政府回答の中では「テャンドラ・ボースは1953年に亡命先のロシアからひそかに帰国しバグワーン・ジーという隠遁者となってインドで暮らし1985年に亡くなった」とする説を否定し、この隠遁者はボースとは別人であると結論づけています。

このインド政府の見解表明が杉並区蓮光寺に安置保管されている「スバッシュ・チャンドラ・ボース」の遺骨の取り扱いについてどのような変化をもたらすでしょうか。今年の法要は例年どおり8月18日午後1時から執り行われるようです。




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